Entries from 8 月 2007

2007/8/31 金曜日

ライアンエアー(RYANAIR) 空港での手続きを有料化 ~電子航空券化進む~

ヨーロッパ最大の格安航空会社(ローコストキャリア)、ライアンエアー(RYANAIR  アイルランド)は空港での搭乗手続きを有料化することを8月24日に発表した。
ライアンエアーのプレスリリース(英語)
http://www.nikkei.co.jp/kaigai/eu/20070829D2M2900329.html
ライアンエアーは9月20日から、空港での荷物の預け入れを含む搭乗手続きを行う顧客に対して、3ユーロまたは2ポンドを課す。
日本経済新聞8月29日夕刊3面では、「航空券の電子化が進む欧州ではネットであらかじめ手続きを済ませ、直接セキュリティーチェックに進む利用客も多い。ライアンエアーは有料化でもう一段のネット利用を促す。」と指摘している。
もともとローコストキャリアは、航空券販売コストを低く抑えるため、インターネット予約やe-チケットを活用し人件費や中間コストを抑えていた。
今回の有料化は、ついにここまでかきたか、という印象だ。
日本の航空会社で、搭乗手続きを有料化する動きは当分出てこないだろう。
2009年の成田空港のB滑走路2500m化や2010年の羽田空港のD滑走路完成によって、東京の空港の発着枠は格段に増える。
この機会または地方空港を狙って海外のローコストキャリアが日本に進出しようとしており(一部はすでに進出 ex ジェットスター(関空-シドニー線など))、そういったローコストキャリアが有料化するかもしれない。
航空業界は今後目が離せない。
*この話題は電子マネーとは直接関係ないが、最近、電子航空券化への動きについてブログで記事にしてきたので、補足として取り上げた。
参考
2008年6月から電子航空券に全面移行 「紙」は廃止
ANA(全日本空輸)、「国内線の紙の航空券 全面廃止」を発表
ANA(全日本空輸) 国内線で紙の航空券廃止へ

2007/8/31 金曜日

ANA(全日本空輸)、「国内線の紙の航空券 全面廃止」を発表

ANA(全日本空輸)は8月29日、国内線の紙の航空券を年内に廃止することを発表した。
「スキップサービス」の名で導入されている電子チケットサービス(e-ticket、eチケット)に全面移行する。
9月から12月にかけて国内線全50空港で利用できるようにする。
プレスリリース
なお、ANAの方針について一部メディアはすでに報道していた。(このことについてはこちら参照)
スキップサービスとは、事前にパソコンやケータイで搭乗予定便の「指定席予約決済」(予約・決済・座席指定)を済ませば、出発空港でのチェックインや搭乗券の受け取りが不要になるサービスである。
ANAマイレージクラブEdyカードやEdy機能付きANAカード、おサイフケータイ、2次元バーコードを保安検査場や搭乗ゲートの端末にかざすだけで、飛行機に搭乗できる。出発空港での煩わしさから解放され、時間を有効に使える。
Edyカードやおサイフケータイに内蔵されているFeliCa(フェリカ)チップに乗客の事前購入・決済情報が記録される。なお、Edyカードやおサイフケータイをもたない乗客には、空港などで2次元バーコードを発行する。
日本経済新聞2007年8月30日朝刊12面によると、ANAは航空券の印刷代削減などによって年間5億円のコスト圧縮につながるという。
JAL(日本航空)でも、「JAL IC チェックインサービス」という名称の同様のサービスを進めている。
2007年8月27日には、国際航空運送協会(IATA)が、2008年6月から電子航空券(e-ticket)に全面移行すると発表している。(このことについてはこちら参照)
IATAの方針により電子航空券への全面移行が行われるので、国際線でも「スキップサービス」のような電子チケットサービス(e-ticket、eチケット)を導入することになるだろう。
どのようなサービスになるだろうか。期待したい。

2007/8/30 木曜日

ぐるなび、おサイフケータイ使ったクーポンサービス「ぐるなびタッチ」開始へ

ぐるなびは8月29日、おサイフケータイを利用した飲食店用のスタンプ・クーポンサービス「ぐるなびタッチ」を9月3日から開始することを発表した。
2007年度中に全国で1万店で利用可能になる予定だ。
この記事より

ぐるなびのプレスリリース
記事によると、店側は、ぐるなびが用意したタッチ端末を店舗に設置し、電源コンセントにさしこむだけで利用できる。また、客側は事前にクーポンなどをダウンロードする必要はなく、端末にかざすだけでよい。
クーポンやスタンプ情報は、ケータイの中にあるのではなく、サーバー上に置かれているため、使いやすさが増している。
既存のぐるなびとの相乗効果があるのではないか。
店側は電源をつなぐだけでよいので、導入しやすいと思う。
また、客のリピート回数などのマーケティングデータの取得可能になり、新たなサービスの展開が容易になる。
「ぐるなびタッチ」は発展性のあるおもしろいサービスだとおもう。
今後に注目したい。

2007/8/29 水曜日

ライフカード、iD(アイディ)に対応へ

NTTドコモとライフは電子マネー「iD(アイディ)」を共同で推進していくことを合意した
ドコモのプレスリリース
2007年内をめどに、ライフが発行するプロパーカードの「ライフカード」をiD(アイディ)に対応させる。
ライフはこれまで、「トッピングEdyカード」というかたちで、Edy搭載クレジットカードを発行してきた。
今回の合意により、事前にチャージすることないポストペイド方式での電子マネー決済が可能になる。

2007/8/28 火曜日

2008年6月から電子航空券に全面移行 「紙」は廃止

日本経済新聞2007年8月28日夕刊1面によると、国際航空運送協会(IATA)は27日、2008年6月から電子航空券(e-ticket)に全面移行すると発表した。
IATAのプレスリリース(英語)
IATAは国際線を運行する航空会社のうち94%にあたる240社以上が加盟する協会である。
IATAによると、年間に発行する航空券は4億チケットのうち、84%が電子航空券で、残りの16%にあたる1650万枚が紙の航空券だという。(2004年6月の電子航空券の普及率は16%)
紙の航空券をなくすと、世界全体で年間30億ドル(3500億円)のコスト削減が図れるという。
電子航空券は、航空券に必要なデータを航空会社のコンピューターに記録する。航空会社は航空券を発券しないかわりに、控えを電子メールなどで顧客に渡す。空港で顧客は控えを航空会社に提示すると、搭乗券を受け取ることができる。
電子航空券であれば、紙の航空券を紛失したり、再発行時に手数料を払う心配がなくなる。また、搭乗便の変更も簡単になるという。
航空会社のコスト削減にもつながり、両者にメリットがある。
そして、環境にもやさしい。
紙を使わなくなることで年間5万本が伐採されずにすむと、IATAは主張している。
日経の記事は、「日本は電子航空券への移行が米国などに比べて遅れており、航空会社や旅行会社が対応を迫られそうだ」と、指摘している。
すでに一部の航空会社は電子航空券化へ動いている。
ANAは国内線での紙の航空券を年内に廃止し、全面的に電子チケット化することをすでに決定している。
こちらのブログ記事参照「ANA(全日本空輸) 国内線で紙の航空券廃止へ」
IATAの決定により、ANAの場合、2008年6月には国内線、国際線両方で全面的に電子チケット化するだろう。
ANAは、ANAマイレージクラブEdyカードやEdy機能付きANAカード、おサイフケータイを利用した電子チケットサービス(スキップサービス)をすでに実施しており、国際線でもANAマイレージクラブEdyカードやEdy機能付きANAカード、おサイフケータイを利用できるようになるのだろうか。
海外の空港でも、ANAの職員がいる空港(ANAの直行便が飛んでいる空港)であればFeliCaポートを設置すれば使えるのではないか。
期待したい。
シャルル・ド・ドゴール(CDG)やヒースロー(LHR)、JFKで、シャリーンがきけるかもしれない(笑)