2007/9/10 月曜日...8:54 PM
2008年3月から交通系電子マネーは大連合時代に
~今後のICカード乗車券と交通系電子マネーの動き~
連載「新幹線とICカード」7(最終回)
前回は「モバイルSuica特急券」サービスについて取り上げました。
電子マネーの市場が次に大きく変化するのは、Suica、TOICA、ICOCA の相互利用が始まる2008年3月だと考えます。
今までの問題点
1987年のJR民営化以降、JR各社のサービスは連携が悪く、バラバラの傾向があり、仲が悪いなどと言われてきました。
新幹線・特急のインターネット予約サービスは各社別々です。(例えば、JR東日本は「えきねっと」、西日本は「JRおでかけネット」)
ICカード乗車券・電子マネーもしかり。
JR東日本がSuicaサービスを開始した以降、西日本がICOCA、東海がTOICAと各社が別々に発行運営してきました。SuicaとICOCAは相互利用できるものの、電子マネーが使えないなど、PASMOとSuicaの関係に比べ、相互利用の面で欠点がありました。
不便さを解消する2つの発表
・2008年3月から、Suica、TOICA、ICOCA連携「エクスプレス予約ICサービス」と「モバイルSuica特急券」サービスの開始
プレスリリース(2007年5月11日)
・2008年3月から、SuicaとICOCAの電子マネー相互利用開始
プレスリリース(2007年5月15日)
今回の発表から、JR3社は足並みをそろえてサービスを統一させようとする姿勢が窺えます。
便利になることを期待しています。
2008年3月から交通系電子マネーは大連合時代に
電子マネーという視点から考えると、Suica/PASMO連合にICOCAやTOICA(今後電子マネーサービスを開始する予定)が加わると、大きなシェアを持つことになります。
現在、大きく分けると、ICカード乗車券・交通系電子マネーは首都圏と京阪神に分かれています。
しかし、2008年3月から大連合をくみ、ICカード乗車券・交通系電子マネーはは一本化されそうです。
今後、JR北海道(Kitaca)やJR九州、JR四国、西日本鉄道(ニモカ)などがICカード乗車券・電子マネーの導入を予定または検討しています。
Suicaなどとの相互利用ができるようになる可能性が高いと思います。
まだ時間はかかると思いますが、日本全国の都市部なら、ICカード乗車券・交通系電子マネーはSuicaさえ持っていれば大丈夫という状況になりそうです。
その第一歩となる2008年3月は大注目です。
7回にわたって、「新幹線とICカード」というテーマで記事を連載してきました。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
なお、記事は2007年8月末時点での情報を基にまとめました。
参考
・各記事記載のホームページ
そのほかは以下に記載
・「satoshi-odawaraのあれこれ日記」2007年8月5日
『「Suica・ICOCA・TOICA」のIC乗車券の相互利用について(電子マネー相互利用も)』
http://satoshi-odawara-3104.cocolog-nifty.com/so001/2007/08/suicatoicaic_9fdb.html
・http://www.rbbtoday.com/news/20070516/41802.html
・ウィキペディア(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8
・時刻表
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