2008/3/11 火曜日...11:34 PM

明治大学の「Suica付学生証」導入にみる電子マネーの「面」での展開

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JR東日本と明治大学は、2008年秋から明治大学の学生証とSuica定期券を一体化した「Suica付学生証」を導入すると発表しました。
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FeliCaには認証機能があるので学生証や社員証などに使えますが、定期券機能まで付随した学生証は国内初ということです。

「Suica付学生証」の導入により、タッチするだけで証明書の発行や図書館の入退出管理のほか、大学内の食堂や店舗においてSuicaによる決済が可能になります。
もちろん、明治大学外でもSuica決済が可能です。

定期券まで付与したことで代返の抑止効果があるのではないかといわれています。
定期券機能を付与させないこともできるでしょうから、抜け道はあります。

なお、通学ルートにSuica導入路線を含む場合(①JR線のみ、②JR線と私鉄を乗り継ぐ)は定期券機能を付与することができますが、PASMO導入路線のみ(①地下鉄のみ、②私鉄と地下鉄を乗り継ぐ)で通学する場合は定期券機能を付与することができません。

明治大学の「Suica付学生証」導入にみる電子マネーの「面」での展開

電子マネーの規格が乱立してる状況において、電子マネーを運営する側は、消費者に自規格のカードまたはおサイフケータイを常に持ち歩いてもらわなくてはなりません。

消費者の規格選びのポイントは、お得さや利便性などだと思います。
利便性に関連しますが、消費者にとって自分の生活動線上に使える場所があるか否かも重要なファクターだと思います。

大学のキャンパスさらには通学時に使えるカードというのは、ユーザーにとって、とても魅力的なカードになります。
一枚の「Suica付学生証」さえあれば快適なキャンパスライフが送れます。
キャンパスライフに限らず、朝起きてから夜寝るまで「Suica付学生証」で過ごせるかもしれません。

明治大学の「Suica付学生証」のように、電子マネーを「点」ではなく「面」で展開することで、ユーザーの生活動線をおさえことができ、ヘビーユーザーを獲得できると思います。

「面」での展開の例として、沖縄のEdyやイオンショッピングセンターのWAONなどがあげられるのではないでしょうか。SuicaやPASMOの交通利用も面での展開といえなくもないですね。

余談 一歩先を行く「モバイル学生証」

電子マネー機能を搭載した学生証はすでに存在します。
ビットワレットがEdy機能がついた学生証をすでに展開しています。(22大学 2008年1月末)

たとえば、神奈川工科大学は2006年4月から導入しています。
神奈川工科大学の学生証はさらに一歩進んでいて、おサイフケータイを学生証として使える「モバイル学生証」を導入しています。おサイフケータイなら人には貸さないので代返は難しくなります。
http://www.kait.jp/kaitwalker/content1.html

明治大学の「Suica付学生証」がモバイルSuica対応になったら、すごい学生証になるのではないでしょうか。

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