2008/4/4 金曜日...6:40 PM
Suicaの利用件数1日800万件は可能か JR東日本の経営ビジョン
JR東日本は3月31日に長期経営構想「グループ経営ビジョン2020 -挑む-」を発表しました。
経営ビジョン
リリース
「スーパーグリーン車(仮称)」の導入が話題になっていますが、Suicaに関することも含まれており、「Suica事業を経営の第3の柱として確立する」としています。
以下、Suica関連のことをまとめました。
- ICカード乗車券「Suica」
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- 相互利用ネットワークの拡大(札幌、福岡、、、)
- JR東日本全線への導入
- 在来線特急列車への導入
- 2010年度には首都圏エリアでSuicaとPASMOの利用率90%をめざす(2007年12月現在、約70%)
- 電子マネー「Suica」
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- NO.1電子マネーに引き上げ、グループ利益に貢献する事業に育てる
- Suica電子マネーも相互利用ネットワークの拡大
- 共用端末の普及に努める
- 2010年度には、1日あたり利用件数800万件を実現する(2008年2月末日現在、1日あたり最高利用件数約92万件)
- モバイルSuica
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- モバイルSuicaにオートチャージ機能を追加する
- モバイルSuica定期券やモバイルSuica特急券では、利用に応じた還元サービスを始める
- Suicaの顧客情報
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- Suica利用によって得られる情報(購買履歴など)をマーケティングデータとして活用する情報ビジネスに取り組む
注目すべき点は、「1日あたり利用件数800万件を実現する」ことでしょう。2年間で数字一桁増やすことになるので、かなり高い目標設定と言えます。
Suica電子マネーのライバルは鉄道
先日の「IC CARD WORLD 2008」のセミナーの中で、JR東日本IT・Suica事業本部企画部次長 会田雅彦氏は「Suica電子マネーのライバルは鉄道」とおっしゃっていました。
Suicaユーザーを調査したところ、Suicaは交通利用に限るという人の割合が多かったそうです。
その人たちの声を聞くと、「チャージ額が足りなくて、改札が閉められるのがいやだ」という声が多いそうです。「残高チェックが面倒」、「お金を使いすぎてしまう」という声も。
Suicaの魅力は鉄道も買い物も一枚で決済できることですが、交通利用が買い物利用の拡大を阻害しているという何とも皮肉な結果になっているようです。
個人的には、残高に一の位の数字(○○3円)が残るのが嫌なんですよね。交通利用では10円単位なので、一の位の数字が残ってしまうんですよね。5円足りない場合、5円分だけ精算することはできないんですよね。まあ、1000円チャージしろって話ですが。
「Suica電子マネーのライバルは鉄道」という状況を打ち破る今後の取り組みに期待したいですね。
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