Entries from 6 月 2008

2008/6/30 月曜日

“通貨危機”と書かれたEdy

Yahoo!のトップページにも『電子マネー「エディ」に逆風』と表示されていたのでクリックしたら、以下のページにリンクされていました。
電子マネーエディ“通貨危機”? 月決済件数3位後退
ついにEdyの不調ぶりが記事になってしまいました。
以前からEdyの立場が危ういことは指摘していました。
Edy(エディ)の発行枚数4000万枚を超えるも、使っている人は限られる?
・発行枚数に比べ、月間利用件数が伸びない。
→2008年5月には発行枚数が4000万枚を突破したものの、月間利用件数は2400万件で推移。
1枚当たりの月間利用件数は0.6回であり、死んでいるカード(使われないカード)や、Edyアプリがプレインストールされているにすぎないおサイフケータイが相当数あると考えられる。
シャリーンは街ナカでよく聞くが、実際に使っているのは一部のヘビーユーザーのみ?
・クレジットカードからのチャージへのポイント付加の中止やコンビニでの収納代行の中止
→Edy離れの一因とも言えるのが、クレジットカードからのチャージへのポイント付加の中止やコンビニでの収納代行の中止。
ANAマイラー御用達の方法が上記の二つ。
ANAJCB、ANAVISA、ANAMasterからのEdyチャージはポイントがつかなくなった。
決済額が大きいために人気だったコンビニでの収納代行は、6月30日もって全面的にできなくなった。
マイルが効率的にためることができなくなれば、わざわざEdyを利用する必要がない。
・使うメリットが見えない
→独立系の電子マネーゆえに、Edyを使うメリットが見えにくい。
Suicaであれば、毎回きっぷを買わなくてよくて便利であるとか、
nanacoであれば、ポイントがたまって実質的な割引になるなどの、メリットが消費者にわかりやすい。
一方のEdyは独自のポイントプログラムを持たないゆえに、使うメリットが見えにくい。
ANAマイルと連携することで、一部のヘビーユーザーを囲い込むことに成功したものの、ANAマイルを集めている人はごく一部であり、裾野を広げることがむずかしかったのではないか。
第一人者としての強みで、電子マネー市場を引っ張ってきたEdyですが、規格が乱立し、埋没感が否めません。
今夏からは、楽天ポイント、ヤマダポイント、Tポイント、ベルメゾンポイント、auポイントのプログラムと連動するようにますが、Edyを使う人を増やすきっかけになるでしょうか。
Edyのマイナスポイントを書きましたが、Suicaやnanacoも逆風なのは間違いありません。
交通利用できるのでSuicaは利用されているように見えますが、電子マネー利用となると利用件数は多いわけではありません。
nanacoも昨年夏ごろの勢いは落ち、以前より月間利用件数が低下しています。
そう考えると、電子マネー自体がまだまだ普及していないという状態だと思われます。
伸びないおそれもあります。
小額決済の究極のゴールはクレジット決済だと考えています。
プリペイド型電子マネーはチャージの繰り返しで、手間がかかります。
あらかじめチャージするメリットがなければ、現金で決済すればいいのですから。プリペイドは中途半端な存在といえます。
便利なオートチャージも、結局はポストペイ同様クレジット決済そのものです。
現金からクレジット決済への移行期の一決済方法として、プリペイド型電子マネーをとらえると、ここで普及に失敗すると、現金にもどる恐れがあります。
電子マネーって流行ったけど、現金でもかわらないよね、という人が出てきてもおかしくないですよね。というより、気づいている人が多いのではないでしょうか。
今後に注目していきたいです。
関連記事
ANAマイラー大打撃の改悪 Edy離れが進むのか
Edy(エディ)の発行枚数4000万枚を超えるも、使っている人は限られる?
auのおサイフケータイでEdyを使うと「auポイント」がたまる 8月4日から
女性のための通販「ベルメゾン」のポイントがEdyを使うとたまるようになります
Edyを使うと「Tポイント」がたまるサービスが2008年秋に開始
Edyを使うとヤマダ電機のポイントがたまるサービスが8月に開始
楽天とビットワレットが提携 Edyを使うと「楽天スーパーポイント」貯まる

2008/6/29 日曜日

ソフトバンクのおサイフケータイにも「モバイルSuicaアプリ」標準搭載へ

JR東日本とソフトバンクモバイルは、6月28日(土)から発売する「SoftBank 823P」以降のおサイフケータイに「モバイルSuicaアプリ」をあらかじめインストールすると発表しました。
リリース
auが他キャリアに先駆け、今年3月よりおサイフケータイへ「モバイルSuicaアプリ」をプレインストールしており、ソフトバンクはauに追随した形です。
Suicaが首都圏限定のサービスであったことなどが、プレインストールの障害となっていました。
他の交通系電子マネーとの相互利用や「モバイルSuica特急券」(JR東日本管内はもちろん、東海道新幹線も乗車可能)がサービスを開始するなど、最近になって状況が変化しました。
そのことが、「モバイルSuicaアプリ」のプレインストール化が進んだ一因だと思います。
「モバイルSuica」を使いこなす人はビジネスマンが多く、さらに月間の通話料金も高いことが予想されますので、優良顧客の囲い込みという面からも、携帯電話会社にメリットがあります。
FeliCaチップの容量も大きくなっているはずですし、NTTドコモ追随するのではないでしょうか。
参考記事
auの携帯電話に「モバイルSuicaアプリ」を標準搭載へ

2008/6/28 土曜日

Suicaでタクシーキャンペーン

タクシーにおけるSuicaの利用促進を目的とした「Suicaでタクシーキャンペーン」が実施されます。
リリース
キャンペーンに参加するタクシー会社は、日本交通グループと国際自動車(km)グループです。
両グループは3月29日より順次、Suicaなどの複数の規格(QUICPay、iDは2008年秋以降対応)に対応した端末を導入しています。
キャンペーン期間は、2008年7月1日から7月10日までの10日間。
期間中、上記グループのタクシーでSuicaを利用すると「オリジナルSuicaペンギングッズ(付箋紙セット)」とSuicaが使えるお店のクーポンがもらえます。先着20万人。
料金支払いの場面での小銭を出す手間やお釣りをもらう手間が省け、電子マネー決済は便利でしょう。
また、タクシー会社としても、お釣りを払う手間の解消や車内の現金保管のリスク低減につながるものです。
キャンペーンがきっかけとなって、Suica決済の割合が増えるかもしれませんね。
タクシー会社を選ぶ人も増えていくのかもしれません。既にマイルがたまるタクシーとかありますし。
関連記事
首都圏のタクシー約5800台に電子マネー共用決済端末を導入へ
複数の電子マネーに対応した端末をタクシーに導入
名古屋地区のタクシーにQUICPayとiDが導入へ

2008/6/27 金曜日

ファミリーマートとNTTドコモがおサイフケータイを使った新サービスを開始

ファミリーマートとNTTドコモは、おサイフケータイを使った新サービスを発表しました。6月30日から順次、各種サービスを開始します。
リリース
今回提供されるサービスは、

「ファミマ・ドット・コム」サイト(モバイル)のiD決済対応
「トルカ」サービスの全店導入と「トルカ」を使った新サービスの提供
会員証機能に対応した「ファミマTカードiD」の発行

の3点です。
両社が展開する新サービスは、2007年5月28日に締結した資本提携及び業務提携契約に基づいたもので、当初は2008年5月末までに展開する予定でした。
両社は提携以降、ファミリーマート全店へのiD導入しています。(2007年7月10日)
「ファミマ・ドット・コム」サイト(モバイル)のiD決済対応
ファミリーマートが展開するショッピングサイト「ファミマ・ドット・コム」のiモードサイトでは、2008年6月30日よりiD決済に対応します。
クレジットカード番号等を打ち込む必要がないので簡単に決済ができるようになります。
また、DCMX miniにも対応しており、小額の商品であれば、クレジットカードをもっていない人でも決済が可能になります。
なお、ショッピングサイトのiD決済対応は、コンビニ業界初だそうです。
ファミマ・ドット・コムは、6月23日9時から6月30日9時59分までリニューアルに伴い、サービスが一時休止しています。
決済方法も含め、大幅なリニューアルなのでしょうね。
「トルカ」サービスの全店導入と「トルカ」を使った新サービスの提供
7月22日から、「トルカ」を使ったサービスを展開します。
今夏公開予定の注目映画とタイアップし、ファミリーマートオリジナルのデジタルコンテンツなどをファミリーマート店頭の「Famiポート」から獲得できます。
「ファミマTカード」のサービスの一部を体験できる「ファミマTカード体験トルカ(仮称)」を2008年11月から順次開始。
「ファミマTカード体験トルカ(仮称)」では、「トルカ」の新機能であるリーダ/ライタからの自動読取機能に対応しており、ファミリーマート全レジに設置されているリーダ /ライタに「トルカ」取得済みのおサイフケータイをかざすだけで、会員限定割引が可能になります。
ファミリーマートでは2008年11月より順次、レジをトルカ対応させ、2009年3月には全国の全レジでトルカが利用できるようです。
会員証機能に対応した「ファミマTカードiD」の発行
2008年9月より、会員カード「ファミマTカード」をiD対応させた「ファミマTカードiD」の発行する予定です。
「ファミマTカードiD」は、2008年2月7日にドコモが提供を開始した「iD」の仕組みを活用してICチップの「iD」エリア内に加盟店などが独自の会員情報を書き込めるサービスを利用したおサイフケータイアプリです。
「ファミマTカードiD」が初の採用事例だそうです。

今回の新サービスの中で注目したいのは「トルカ」を使ったサービスです。
「トルカ」とは、レストランカードやクーポン券など、これまでは店頭で紙媒体として配布されていたカードなどをケータイに取り込むことができるサービスです。
Famiポートで一度「ファミマTカード体験トルカ(仮称)」を取得すれば、あとはレジのリーダ/ライタにトルカ取得済みおサイフケータイをかざせば割引を受けられる仕組みは、会員数を広げるチャンスになりそうです。
これまでは、アプリをダウンロードしても事前登録が必要な場合が多く、面倒でアプリをダウンロードしない人や事前登録で断念する人が多く、おサイフケータイを使いこなせていない人が多いのが現状です。
タッチだけで登録が完了できる仕組みは、他社でも採用する動きが出て来るのではないでしょうか。
NTTドコモユーザーに限定される点は問題ですが、、、
関連記事
ファミリーマートでEdyスマイルクーポン開始

2008/6/26 木曜日

ファミリーマートでEdyスマイルクーポン開始

6月24日からファミリーマートでEdyスマイルクーポンが始まりました。
リリース
クーポンの内容は、ファミリーマートで月間1000円以上のEdy決済をすると、20000名に100円分のEdyが当たるというもの。
コンビニでは、am/pmが5月1日よりEdyスマイルクーポンを始めました。
100名に2000円分のEdyというのが内容でした。
ファミマでは、100円と小額ですが20000人に当たるので確率が高くなっています。
am/pmの事例とはちがった反応が出るでしょう。
問題は事前にPCまたはケータイ上でEdyスマイルクーポンをゲットする必要があることです。
この行為が面倒なので、当たる確率は結構高いのではないでしょうか。
当選人数やEdyギフトの金額を変えながら、ユーザーの反応が良い値を探しているのでしょうね。
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5月1日からam/pmでANAマイル2倍とEdyスマイルクーポンはじまる
ファミリーマートとNTTドコモがおサイフケータイを使った新サービスを開始