2008/6/30 月曜日...11:26 PM
“通貨危機”と書かれたEdy
Yahoo!のトップページにも『電子マネー「エディ」に逆風』と表示されていたのでクリックしたら、以下のページにリンクされていました。
ついにEdyの不調ぶりが記事になってしまいました。
以前からEdyの立場が危ういことは指摘していました。
Edy(エディ)の発行枚数4000万枚を超えるも、使っている人は限られる?
・発行枚数に比べ、月間利用件数が伸びない。
→2008年5月には発行枚数が4000万枚を突破したものの、月間利用件数は2400万件で推移。
1枚当たりの月間利用件数は0.6回であり、死んでいるカード(使われないカード)や、Edyアプリがプレインストールされているにすぎないおサイフケータイが相当数あると考えられる。
シャリーンは街ナカでよく聞くが、実際に使っているのは一部のヘビーユーザーのみ?
・クレジットカードからのチャージへのポイント付加の中止やコンビニでの収納代行の中止
→Edy離れの一因とも言えるのが、クレジットカードからのチャージへのポイント付加の中止やコンビニでの収納代行の中止。
ANAマイラー御用達の方法が上記の二つ。
ANAJCB、ANAVISA、ANAMasterからのEdyチャージはポイントがつかなくなった。
決済額が大きいために人気だったコンビニでの収納代行は、6月30日もって全面的にできなくなった。
マイルが効率的にためることができなくなれば、わざわざEdyを利用する必要がない。
・使うメリットが見えない
→独立系の電子マネーゆえに、Edyを使うメリットが見えにくい。
Suicaであれば、毎回きっぷを買わなくてよくて便利であるとか、
nanacoであれば、ポイントがたまって実質的な割引になるなどの、メリットが消費者にわかりやすい。
一方のEdyは独自のポイントプログラムを持たないゆえに、使うメリットが見えにくい。
ANAマイルと連携することで、一部のヘビーユーザーを囲い込むことに成功したものの、ANAマイルを集めている人はごく一部であり、裾野を広げることがむずかしかったのではないか。
第一人者としての強みで、電子マネー市場を引っ張ってきたEdyですが、規格が乱立し、埋没感が否めません。
今夏からは、楽天ポイント、ヤマダポイント、Tポイント、ベルメゾンポイント、auポイントのプログラムと連動するようにますが、Edyを使う人を増やすきっかけになるでしょうか。
Edyのマイナスポイントを書きましたが、Suicaやnanacoも逆風なのは間違いありません。
交通利用できるのでSuicaは利用されているように見えますが、電子マネー利用となると利用件数は多いわけではありません。
nanacoも昨年夏ごろの勢いは落ち、以前より月間利用件数が低下しています。
そう考えると、電子マネー自体がまだまだ普及していないという状態だと思われます。
伸びないおそれもあります。
小額決済の究極のゴールはクレジット決済だと考えています。
プリペイド型電子マネーはチャージの繰り返しで、手間がかかります。
あらかじめチャージするメリットがなければ、現金で決済すればいいのですから。プリペイドは中途半端な存在といえます。
便利なオートチャージも、結局はポストペイ同様クレジット決済そのものです。
現金からクレジット決済への移行期の一決済方法として、プリペイド型電子マネーをとらえると、ここで普及に失敗すると、現金にもどる恐れがあります。
電子マネーって流行ったけど、現金でもかわらないよね、という人が出てきてもおかしくないですよね。というより、気づいている人が多いのではないでしょうか。
今後に注目していきたいです。
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