Entries from 8 月 2008

2008/8/26 火曜日

病院でもiD

今日、国立病院に行った際、診察を終え会計をする時に、iDが利用できることに気がつきました。
国立病院などの大きな病院では、クレジットカードやデビットカードが利用できるようになっていることを知っていましたが、まさかiDが利用できるとは、、、
iDのホームページで検索したところ、今日行った病院はのっていませんでした。
4月7日現在の情報をもとにしているそうなので、最近利用できるようになったのでしょう。
それにしても、iD陣営は決済端末をばらまいている感が強いです。
クレジットカードやデビットカード決済導入による患者のメリットは、現金を持ち歩かずに済むこと、分割支払いが可能、ポイントがたまるなどが挙げられます。
一方、病院のメリットは、現金管理の軽減、未収金の減少(クレジット決済時の債権者は病院ではなくカード会社)などが挙げられます。

2008/8/25 月曜日

2008年も24時間テレビチャリティーEdy募金

8月30日(土)と31日(日)に「24時間テレビ31」があります。
Edyを運営するビットワレットは、24時間テレビの趣旨に賛同し、昨年に続き、Edyによる募金を受け付けています。
http://www.edy.jp/volunteer/charity24/2008.html
募集期間:8月1日から31日まで
募集金額:1円から50000円まで(1円単位)
募集方法:PCまたはおサイフケータイから可能。くわしくはこちらを参照
昨年は、募金件数:847件、募金総額:397726円が集まり、全額、ビットワレットから「24時間テレビ」チャリティー委員会事務局へ振り込まれました。
番組の趣旨に賛同される方は、募金をなさってはいかがでしょうか。
参考記事
中越沖地震義援金と24時間テレビのEdy募金の結果が発表される
24時間テレビチャリティーEdy募金

2008/8/24 日曜日

日銀が初めて電子マネーに関する調査結果を発表

日銀は8月22日に、電子マネーに関する調査結果を初めて公表しました。
今年2月に日銀が電子マネーに関する統計を公表することが報道されていました。(日銀が電子マネー統計を年内に発表へ)
リリース
最近の電子マネーの動向について
今回、調査対象となった電子マネーは、「Edy」、「Suica」、「ICOCA」、「PASMO」、「nanaco」、「WAON」の6規格。
これら主要6規格の電子マネーの集計値を日本銀行決済機構局がまとめ、調査結果が公表されました。

発行枚数
(万枚)
携帯電話搭載分
(万枚)
端末台数
(万台)

2007年9月末
6,649
767
24.7

2008年3月末
8,061
942
35.8

2008年6月末
8,761
1011
37.1

電子マネー発行枚数、決済端末数は依然増加しています。
おサイフケータイ搭載の電子マネーは、全体の1割強の割合で推移しています。

月間決済件数
(万件)
月間決済金額
(億円)
一件当たりの決済額
(円)

2007年9月
7,200
483
671

2008年3月
8,100
582
720

2008年6月
8,700
657
753

電子マネーの決済件数や決済額、一件当たりの決済額も増えています。
2007年度の一件当たりの決済額は696円だそうです。
データから言えることは、カード一枚当たりの平均利用状況は、月に1.0回、750円使われている計算になります。(2008年6月中)
決済金額は増えても、カード一枚当たりの月間利用回数は1.0回程度でほとんど変わりません。
レポートの中でも指摘されているように、
発行済み電子マネーのなかには、退蔵・休眠状態にあるカードは少なくないとみられるため、これらを除いたアクティブなカード1枚あたりの決済金額は、この数倍の利用状況にあるものと推察され
ます。

発行残高(億円)

2007年9月
643

2008年3月
771

一枚当たりの残高は1000円弱の計算になります。
退蔵・休眠状態にあるカードがマイナス方向に引っ張っていると思うので、アクティブなカードの残高は、レポートの指摘通り、数倍規模だと思われます。
とはいえ、限度額(50000円や20000円、29999円)から考えると、一枚当たりの残高は少ないですね。
レポートでも触れられているように、必要最低限しかチャージしない利用者の節約心理があると思われます。
交通系(SuicaPASMOICOCA)の場合、交通利用分と電子マネー利用分が合算になっており、純粋に電子マネーとして利用しようと思っている額というのはさらに減るのではないでしょうか。
ただし、流通系の方が、決済金額が相対的に大きい傾向にあるようです。
レポートでは、他の決済手段との比較もされています。
2008年3月末の電子マネーの発行残高は、硬貨流通高の1.7%、紙幣発行高の0.1%となっており、まだまだ小さいのが現状です。
とはいえ、50円以下の小額硬貨の流通高が減ってきており、電子マネーの普及が小額硬貨の流通高の減少になにかしらの影響を与えている可能性があると指摘しています。
(小額硬貨の流通枚数、減少傾向)
クレジットカードと比較すると、決済件数はクレジットカードの3分の1(2005年度 7,292百万件)にすぎません。
また、クレジットカードの1件当たりの利用金額は約12000円(2005年度)で、電子マネーの696円と大きな開きがでています。
決済手段のすみわけができていると考えられますが、ポストペイ電子マネーが出現していますので、クレジットカードの小額決済市場にも利用用途を広げつつあります。
日本経済新聞2008年8月22日によると、
今後も年に一、二回程度、電子マネーについて調査結果を公表する方針だ
そうです。
発行残高や決済額からみると電子マネーはまだまだ小さいですが、近年の普及具合を見る限り、小口決済の一手段としての地位を固めつつあるのかなという気がします。

2008/8/23 土曜日

中国・上海でもiD

熱戦続く北京オリンピックに沸く中国。
8月23日より中国・上海で、iDが利用できるようになりました。
http://id-credit.com/search/world/china.html
「iD(アイディ)がグアム、北京、上海で利用可能に」で取り上げたように、7月10日のグアムに続き、上海でもサービスが開始します。
といっても、サービス開始当初に利用できるお店は、上海浦東国際空港第一ターミナル免税店(国際商場 2か所)のみ。
今後、上海や北京にあるレストランなどにも導入するそうです。
北京オリンピックから上海万博終了時まで約2年半の試行サービス展開されます。
中国でiDを利用する際は、暗証番号の入力が必要になります。
暗証番号を入力するのであれば普通のクレジットカードとは変わらない気がしますが、パフォーマンス的色彩の強い事業(海外での展開)ですので、利便性は無視してもいいのかもしれません。
実際どれくらいの人が利用するのでしょうか。
関連記事
7月10日よりグアムでiDが利用できるようになります

2008/8/22 金曜日

富山のICカード乗車券事情6 ~passcaが繋ぐ活性化施策と問題~

様々な取り組みを行っていますが、それぞれの取り組みを結んでいるのがpasscaです。
passcaが利用できる場所を拡大したり、社会実験でポイントサービスも始まっていることはすでに記載しました。
しかし、問題もあるようです。
利用率が低いということです。
2008年2月のデータだと、乗り継ぎ割引があるフィーダーバスの利用率は61.7%となっているのに対し、まいどはやバスは2.4%、グランドパーキングは0.6%と低迷しています。
これは、ポートラムとの利用地域がことなることや割引等のメリットが少ないことが考えられます。
また、ICカードポイント社会実験も予想を下回っているようです。
期間中25万ポイントの発行目標に対し、2月末時点で21400ポイントのチャージに留まったそうです。
認知度が低いことや還元率が低いこと、2000円未満の買い物だとポイントがたまらないことなどが考えられます。
2008年7月20日付けの「広報とやま」によると、社会実験は2009年3月31日まで延長されているようです。
8月1日より、5ポイント券を新設したり、チャージできる最小ポイントを100から50に引き下げることで、社会実験の参加を促そうとしているようです。
発行枚数が28000枚(2月末)と少ないので、今後は発行枚数を増やしていく必要があると思われます。
発行枚数が増えればポイントサービスなどの事業が生きてくると考えられます。
今後は、富山地方鉄道などの交通機関へのpassca導入または独自規格との相互利用が必要になって来ると思います。
現在はポートラムが走る富山駅の北側に限られていますが、駅南側の交通機関へのpassca導入または相互利用が急務でしょう。 市内軌道線の環状化(2009年度)や北陸新幹線開業(2014年度)が一つのターニングポイントとなりそうです。
富山市は地方都市の活性化モデルの成功例の一つとしてあげられると思います。 ただ、富山市は鉄軌道網が他の地方都市と比べ充実しているので、富山市と同じことをやろうとしても難しいとは思います。 身の丈にあった公共交通網の整備やICカード乗車券の導入、官民・市民によるコンパクトなまちづくりというのは参考できるとおもいます。
参考
http://www.shikidahironori.jp/gikai/2008/06/203_1.html
連載記事
富山のICカード乗車券事情6 ~passcaが繋ぐ活性化施策と問題~
富山のICカード乗車券事情5 ~公共交通を活かしたコンパクトなまちづくり~
富山のICカード乗車券事情4 ~広がるpasscaの利用方法~
富山のICカード乗車券事情3 ~ポートラム乗車・passca体験記~
富山のICカード乗車券事情2 ~富山ライトレール「passca(パスカ)」とは~
富山のICカード乗車券事情1 ~富山ライトレールとは~