2008/12/13 土曜日...2:53 AM

JR東海の足元 名古屋駅地下街「エスカ」にSuica導入へ

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トヨタファイナンスとJR東日本は、名古屋駅新幹線口(太閤通口)の地下街「エスカ」のテナントにSuicaを導入することで合意しました。
リリース

2007年11月に両社間で結ばれた業務提携の合意事項の一つに、首都圏名古屋地区におけるトヨタファイナンスによるSuicaとQUICPayの共同決済端末の導入がありました。
エスカへの導入は、両社の提携によるSuica加盟店開拓の初めての事例です。

具体的には、12月22日よりエスカ内の「山本屋本店」「コメダ珈琲店」、2009年1月下旬より同「矢場とん」に導入される予定です。
首都圏のビジネスマンや旅行客のニーズが高い、名古屋の味の名店に先行導入されます。
その後、名古屋地区におけるSuica加盟店開拓を進めるようです。

なお、エスカ内の一部テナントではEdyやQUICPayが利用できます。

ご存じのように、JR東海のTOICAが電子マネーサービスを行っていないため、Suicaが使える店の拡大がすすまない名古屋地区ですが、JR東海の中心駅ともいえる名古屋駅の地下街でSuicaが利用できるようになります。

JR東日本は、JR東海と組めない以上、名古屋一の企業、トヨタと手を組んでSuicaを名古屋地区に広めようとしていますが、交通系電子マネーの空白地名古屋をカバーすることはできるのでしょうか。

もっとも、来年4月のローソンのSuica導入により、JREM端末問題*は解決できる可能性が高いので、JR東海がTOICAの電子マネーサービス導入に本腰を入れるかもしれません。

*JREM端末問題
現行、Suicaが利用できる端末はJR東日本のグループ会社、ジェイアール東日本メカトロニクス(JREM)製端末に限られている。
そのため、SuicaまたはSuicaと相互利用関係(予定も含む)にある電子マネー規格(PASMOやnimocaなど)を導入するためにはJREM製端末を設置する必要がある。
ほかのメーカーの端末を使えない(規格として対応しているが、システムの接続に問題があるといわれている)点がSuica加盟店の拡大を妨げているといわれている。

その一例がJR東日本と仲が悪いともいわれている、JR東海。
TOICA電子マネーサービスを導入しないJR東海の本音として、ライバル関係にある、JR東日本の端末を大量に購入できないとの見方がある。

来年4月にはローソンに既設のNECのマルチマネー機でSuicaが利用できるようになることから、外部メーカーへ扉が開かれたとも考えられる。
外部メーカーを導入しても交通系電子マネー(Suica系電子マネー)が利用できるようになればJR東海のメンツも立つので、TOICA電子マネーを導入する環境は整いつつあると考えられる。

なお、名古屋駅構内のキオスクやコンビニではEdyが利用できるが、端末は富士電機システムズのもの。ホームページを見る限り、富士電機システムズ端末はEdyiDQUICPayにしか対応していない。

参考
0番のりば「JR東海は電子マネーを始めたくても始められないのです、たぶん」(端末問題に詳しい)

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