Entries from 12 月 2008

2008/12/20 土曜日

ソニー 新しいFeliCa(フェリカ)の製品群を開発

ソニーは12月16日、非接触ICカード技術「FeliCa(フェリカ)」の新しい製品群として、電子機器組み込み用の無線インタフェースモジュール「FeliCa Plug」と、ローコストのFeliCaチップ「FeliCa Lite」を発表した。FeliCa Plugは2009年春、FeliCa Liteは2009年夏の製品化を予定しています。
リリース
FeliCa Plugは、有線端子付き無線インターフェースモジュールだそうです。
難しい言葉ですが、簡単に説明すると、従来のFeliCaチップとは異なり、メモリーやCPUを搭載していません。
すでにCPUやメモリーが組み込まれている電子機器製品にFeliCa Plugを内蔵することで、FeliCaのデータ転送機能を付加することができます。
たとえば、体脂肪計などの電子健康機器やポータブルゲーム機(PSPやニンテンドーDSなど)などの電子玩具に内蔵することで、磁界検知機能により、組み込まれた電子機器の自動起動が可能になります。
もう一つのFeliCa Liteは、既存のFeliCaカードを簡易化したローコスト仕様のカードです。
機能を簡易化することでFeliCaカードの価格を抑えることができたので、規模の小さいポイントカードや会員証にもFeliCaを導入することができそうです。
いままではFeliCaの高コストが敬遠されていましたから、導入のハードルが下がりそうです。
今回ソニーが発表したFeliCaの新しい製品群はFeliCaの利用範囲を広げるもので、新しいサービスを提供できるようになると思います。
すでにおサイフケータイやパソコンのFeliCaポートなどインフラは着実にできているのですから、サービスを提供する側のアイディア、実現力が問われていくようになるかもしれません。今後の展開に注視したいですね。

2008/12/18 木曜日

食品スーパー「サミットストア」にSuica導入へ

食品スーパー「サミットストア」全店にSuicaが導入されることになりました。
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2010年3月までに全90店舗へのSuica導入を予定しており、2009年3月より以下の8店舗に先行導入されます。
(西永福店、東中野店、戸田駅店、巣鴨店、篠崎ツインプレイス店、砧店、三鷹市役所前店、菊名店)
なお、食品スーパーへのSuica導入について、今回のサミットストアへの導入は首都圏では店舗数で最大規模だそうです。
スーパーでの1件当たりの決済額はコンビニなどに比べて高いので、スーパーへのSuica導入は1件当たりの決済額を引き上げる効果があるかもしれません。駅ナカからはじまった経緯から、Suicaの1件当たりの決済額は低めですから、、、
ビュースイカカードを持っている人にとってはポイントが効率的にたまるのでいいですね。

2008/12/16 火曜日

SUGOCA(スゴカ)のモニター募集はじまっています

JR九州は、2009年春のサービス開始を予定しているICカード乗車券「SUGOCA(スゴカ)」のモニターを12月10日より募集しています。
リリース
応募条件はSUGOCA導入エリア内在住の中学生以上の方で、募集人数は1000人です。
12月26日まではがきまたはインターネット上で応募が可能です。
抽選で選ばれるとモニター用「SUGOCA(無記名)」が送られてきます。
モニター開始日は来年2月1日から。
すでに1500円分がチャージされており、使いきれば駅でチャージできます。
なお、モニター期間中利用できるエリアは、本サービス時の導入エリアより狭くなっています。(日豊本線、大野城駅以南の鹿児島本線、長崎本線がエリア外)
また、期間中はSUGOCA定期券、記名SUGOCAのほか、電子マネーとしても利用できません。
ただし、モニターエリア内であれば、別途特急券を買えば特急に乗ることもできます。(山陽新幹線は不可、博多南線も不可)
2009年3月頃にはSUGOCAサービスが始まっていそうですね。
同時期には福岡市交通局が市営地下鉄全駅に「はやかけん」を導入します。
2008年5月18日に西鉄が導入したnimocaをふくめ、来年春には福岡エリアに3規格のICカード乗車券が出そろうことになります。
3規格の相互利用が予定されているのは2010年春なので、1年間は3枚のカードを持つ必要がありそうですね。
2010年春の相互利用開始からは、市営地下鉄と直通運転をしている筑肥線・唐津線(姪浜~西唐津)もSUGOCAが利用できるようになり、またJR東日本のSuicaとも相互利用が始まるので、ますます便利になります。
はやく体験したいという方はぜひモニター募集に応募してみてください。
関連記事

JR九州の「SUGOCA(スゴカ)」は3月1日から

2008/12/13 土曜日

JR東海の足元 名古屋駅地下街「エスカ」にSuica導入へ

トヨタファイナンスとJR東日本は、名古屋駅新幹線口(太閤通口)の地下街「エスカ」のテナントにSuicaを導入することで合意しました。
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2007年11月に両社間で結ばれた業務提携の合意事項の一つに、首都圏名古屋地区におけるトヨタファイナンスによるSuicaとQUICPayの共同決済端末の導入がありました。
エスカへの導入は、両社の提携によるSuica加盟店開拓の初めての事例です。
具体的には、12月22日よりエスカ内の「山本屋本店」「コメダ珈琲店」、2009年1月下旬より同「矢場とん」に導入される予定です。
首都圏のビジネスマンや旅行客のニーズが高い、名古屋の味の名店に先行導入されます。
その後、名古屋地区におけるSuica加盟店開拓を進めるようです。
なお、エスカ内の一部テナントではEdyやQUICPayが利用できます。
ご存じのように、JR東海のTOICAが電子マネーサービスを行っていないため、Suicaが使える店の拡大がすすまない名古屋地区ですが、JR東海の中心駅ともいえる名古屋駅の地下街でSuicaが利用できるようになります。
JR東日本は、JR東海と組めない以上、名古屋一の企業、トヨタと手を組んでSuicaを名古屋地区に広めようとしていますが、交通系電子マネーの空白地名古屋をカバーすることはできるのでしょうか。
もっとも、来年4月のローソンのSuica導入により、JREM端末問題*は解決できる可能性が高いので、JR東海がTOICAの電子マネーサービス導入に本腰を入れるかもしれません。
*JREM端末問題
現行、Suicaが利用できる端末はJR東日本のグループ会社、ジェイアール東日本メカトロニクス(JREM)製端末に限られている。
そのため、SuicaまたはSuicaと相互利用関係(予定も含む)にある電子マネー規格(PASMOやnimocaなど)を導入するためにはJREM製端末を設置する必要がある。
ほかのメーカーの端末を使えない(規格として対応しているが、システムの接続に問題があるといわれている)点がSuica加盟店の拡大を妨げているといわれている。
その一例がJR東日本と仲が悪いともいわれている、JR東海。
TOICA電子マネーサービスを導入しないJR東海の本音として、ライバル関係にある、JR東日本の端末を大量に購入できないとの見方がある。
来年4月にはローソンに既設のNECのマルチマネー機でSuicaが利用できるようになることから、外部メーカーへ扉が開かれたとも考えられる。
外部メーカーを導入しても交通系電子マネー(Suica系電子マネー)が利用できるようになればJR東海のメンツも立つので、TOICA電子マネーを導入する環境は整いつつあると考えられる。
なお、名古屋駅構内のキオスクやコンビニではEdyが利用できるが、端末は富士電機システムズのもの。ホームページを見る限り、富士電機システムズ端末はEdyiDQUICPayにしか対応していない。
参考
0番のりば「JR東海は電子マネーを始めたくても始められないのです、たぶん」(端末問題に詳しい)
関連記事

2009年4月上旬よりJR東日本エリア内のローソンにSuica導入
名古屋の電子マネー事情5 ~Suica電子マネーネットワークの構築にむけ~
名古屋の電子マネー事情1 ~名古屋駅周辺のQUICPay~
「TOICA電子マネーはないのか JR東海グループの東海キヨスクが駅のキヨスクやコンビニへのEdyの本格導入を決定」
JR東日本とトヨタファイナンスが提携 「ティーエスキュービックビューカード」発行
JR東海がTOICAの電子マネー参入を発表 SuicaとICOCAとの相互利用も

2008/12/11 木曜日

2009年4月上旬よりJR東日本エリア内のローソンにSuica導入

ローソン、三菱UFJニコス、JR東日本は2009年4月上旬よりJR東日本エリア内のローソン、ナチュラルローソンの全店(約3300店舗)にSuicaを導入することを発表しました。
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すでにローソンのレジに設置してあるマルチ端末(NEC製)で使えるようになります。
2009年4月末には、Edy、iD、QUICPay、VisaTouch/Smartplus(2009年4月下旬導入予定)、そしてSuica(PASMO/ICOCA)の計5規格の電子マネーが1台の端末で決済できるようになります。
ローソンへのSuica導入の意義は、ジェイアール東日本メカトロニクス(JREM)製端末の以外のマルチ端末がSuicaに対応する点です。

(来年4月末には、Suica、VisaTouch/Smartplusが加わる)
現行、Suica電子マネー(PASMO、ICOCA、nimocaも含む)決済が可能な端末はJREM製の端末に限られています。
技術的な問題か何かしらの問題により、NEC製をはじめとする他社製のマルチ端末とSuicaシステムの接続がうまくいっていないためだったと思われます。
今回、NEC製端末との接続が可能になったことで、コンビニをはじめSuica導入店舗の拡大に拍車がかかるかもしれません。
導入店舗が急激に増えた場合、一日800万件の決済件数の達成も可能になるかもしれませんね。
(ローソンのNEC製マルチ端末)
来年4月上旬からはJR東日本エリアの店舗に限られますが、その後JR6社の管轄エリアを軸に、エリアごとに異なる交通系電子マネーが利用できることになるかもしれません。
そうなれば、相互利用関係により全国の店舗でSuicaが利用できるようになると考えられますね。
あと、ファミリーマートやam/pmのレジ回りもすっきりするかもしれません。
Suica/PASMO導入にあたりJREM製の端末を店頭に置かなくてはいけませんでしたが、他社の端末でも利用できるようにあればレジにおく端末を一つに集約できるのではないでしょうか。
なお、三菱UFJニコスは、JR東日本とのSuica加盟店開拓における業務提携に基づき、Suicaの精算業務を担うそうです。
余談ですが、ローソンがWAONを導入する可能性はあるのでしょうか。
12月6日にイオン が三菱商事と資本・業務提携するとの報道がありました。
提携内容の一つに、イオン傘下のミニストップと三菱商事が大株主のローソンの提携も挙げられており、イオンの電子マネーWAONのローソン導入も考えられなくもないですね。
関連記事

ローソンがVisaTouch/Smartplusを来年4月下旬より導入
JR東日本管内のローソンへのSuica導入は4月8日から