2009/3/4 水曜日...3:18 AM

nanacoポイント以外のポイント付与も検討 「FeliCa World」で発言

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3月3日より東京ビックサイトでICカードとICタグの総合展「IC CARD WORLD 2009」が開催されています。
ICカードに関連する製品や活用したサービスなどを展示する展示会です。

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一昨年、昨年に続き、非接触ICカード技術方式「FeliCa」をテーマとした特別企画展「FeliCa World」も開催されており、FeliCaワークショップに参加してきました。

参加したのは、パネルディスカッション「2009年、FeliCaビジネスの展望」。
パネラーはアイワイ・カード・サービス取締役執行役員の磯邊俊宏氏、NTTドコモ執行役員の吉川雅喜氏、JR東日本副社長の小縣方樹氏。司会は電子マネーに詳しいITジャーナリストの神尾寿氏でした。

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パネルディスカッションの流れですが、2008年の総括、モバイルへの取り組み、2009年の展望などでした。

特に気になったのが、nanacoを運営するアイワイ・カード・サービスの磯邊氏の発言でした。
磯邊氏は、nanacoの課題として、グループ外店舗への展開を指摘。
グループ外店舗へのnanacoポイント導入が問題になっているようです。

加盟店側からは、ポイントサービスは良くてもnanacoポイントはいやだという声が実際に上がっているそうです。
nanacoはセブンイレブンやイトーヨーカドーの色合いが強いため、導入に消極的な加盟店が多いとのことです。

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そこで、アイワイ・カード・サービスは、アイワイと加盟店双方がポイント原資を負担する形で、第三者のポイントを貯められるようにする方法を検討していると磯邊氏は発言しました。
具体的にはビットワレットが実施している「Edyでポイント」(おサイフケータイでEdyを使うとANAマイル、楽天ポイント、Tポイントなどがたまる)のような仕組みをイメージしているそうです。

まだ検討中の段階で具体的に決まっていることはないそうですが、グループ外店舗へのポイント付与について2009年中には何らかの方向性を打ち出すそうです。

展示を含め、「FeliCa World」全体の感想ですが、「踊り場感」(神尾氏)が強い印象がありました。
というのも、大都市ではインフラ整備が一段落しており、目新しいものがあまりないなあという状況だからです。

これからは、インフラ整備からインフラ活用へと軸足が移り、キーワードは「パーソナライズ」「行動支援」「行動履歴」となりそうです。
今後、おサイフケータイがユーザーインターフェイスとなり、個人の行動履歴から最適な行動支援サービスが各々に提供されるしくみになっていくと考えられます。

事業者は、個人の行動履歴を蓄積していくための共通インフラ・プラットフォームをに構築していくことになります。共通とは、グループ内(in B)、グループ外(BtoB)、ユーザー(BtoC)を指します。
2009年は共通インフラ・プラットフォームをより強固にする年になるのではないでしょうか。

ソニーのブースには発表されたばかりのFeliCa対応リモコン付き液晶テレビ「BRAVIA」が展示されていました。
映像配信サービス「アクトビラ」で映画などを視聴する際に、Edyなどで料金決済ができるようになります。
将来的にテレビ通販などへの展開も考えられ、興味深い機能ですね。
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200903/09-0302/

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