2009/3/25 水曜日...2:08 AM

JR東海がTOICAの電子マネー参入を発表 SuicaとICOCAとの相互利用も

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JR東海は来年春(2010年春)をめどに、ICカード乗車券「TOICA(トイカ)」のサービスを拡大させることを発表しました。
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具体的には3つ。

  1. TOICAエリアの拡大
  2. TOICA定期券による東海道新幹線乗車サービスの開始
  3. TOICA電子マネーの開始とSuicaICOCAとの相互利用

TOICAエリアには、御殿場線(沼津・御殿場間)、身延線(富士・西富士宮間)、飯田線(豊橋・豊川間)、高山本線(岐阜・美濃太田間)、太多線(多治見・美濃太田間)の33駅が追加されます。
函南熱海間、関ヶ原米原間、TOICAとSuica、TOICAとICOCAエリアをまたぐ利用ができない問題が以前解決されないのは残念です。

(特に、御殿場線の国府津御殿場間。技術的な問題なら、小田急線接続駅である松田までなら広げてもいいような気がしたのですが、PASMOTOICA間の相互利用はできないので、SuicaユーザーのみメリットがあることをわざわざJR東海が設備投資をするわけないかと頭の中で考えてしまいました。)

TOICA定期券による東海道新幹線乗車サービスですが、同様のサービスをJR東日本がSuicaで実施しています。
三島岐阜羽島間のうち定期券に含まれる区間で、東海道新幹線を利用した場合、普通車自由席の料金が引き落とされます。
なお、東海道新幹線のFREX、FREXパルはTOICAに未対応で、磁気圏のままです。(Suicaは対応)

前置きが長くなりましたが、
今回の発表の目玉はやはり、TOICA電子マネーです。
JR東海は平成22年春から、TOICA電子マネーサービスを開始し、同時にJR東日本のSuicaとJR西日本のICOCAと電子マネー相互利用を始めることを発表しました。

このブログでも何度も取り上げてきましたが、JR東海は電子マネー参入には消極的だとされており、昨年の「IC CARD WORLD 2008」のFeliCaワークショップ内で、JR東日本の会田氏が「JR東海さんは電子マネーはやらんとおっしゃっている」と発言をしていました。

このタイミングでの発表になった理由はわかりませんが、うれしいニュースです。JREM製端末問題の解決や交通系ICカード網の拡大などが後押ししたのかもしれません。

JR東海は、東海道新幹線ののぞみ停車駅、静岡駅、浜松駅を中心とした駅構内の売店などに導入し、さらに東海圏の街ナカにもTOICAを広げていくそうです。

名古屋駅周辺へのTOICA導入も重要ですが、日本の大動脈である東海道新幹線の駅へのTOICA電子マネー導入は大きな効果が出そうです。

現行、東京駅や新大阪、京都駅などで東海道新幹線の改札を通ると電子マネーが利用できません。(名古屋駅キオスクのEdyを除く)
改札の外ならSuicaやICOCAが使えるのに、中に入ると現金のみです。
新幹線に乗るときは荷物の量も増えますから、電子マネーの利便性(決済スピード)を知っている人にとっては不便な状態が続いています。
今後は、東海道新幹線の改札内でも、電子マネーで簡単に駅弁や飲み物、お土産を買えるようになります。

東海道新幹線車内への導入を期待したいです。車内販売と電子マネー決済は相性が良いでしょうから。
JR東日本はすでに新幹線や在来線特急にハンディタイプの決済端末を持ち込んでいます。
技術的には問題ないでしょうが、端末の問題があったりして、、、

JR東海が遅すぎるのか、JR東日本が進みすぎているのかは人によって感じ方は違うとは思いますが、東京に住んでいるものとしてJR東日本の提供するライフスタイルに慣れ親しんでいると、ただただJR東海の英断に拍手したいです。

2010年春は交通系ICカード、とくにSuicaにとって大きな節目になりそうです。
TOICA電子マネーとともに九州3規格(nimocaSUGOCAはやかけん)との相互利用が始まる予定です。
日本の主要都市に広がることで、Suicaネットワークがほぼ完成することになり、基盤が強固なものになりそうです。

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8 Comments

  • TOICA電子マネーサービス開始と同時にSuica、ICOCAの相互利用が2010年春に開始され、これで利用者にとってはSuica1枚持っていれば北海道、東北、関東、中部、関西、九州の電車に乗れるようになります。全国の交通系ICカードのデータがJR東日本に集まると言うことは、運用経費もJR東日本に入るということです。今、JR東日本が最も恐れているのは公正取引委員会ではないでしょうか。

  • TOICA電子マネーサービス開始と同時にSuica、ICOCAの相互利用が2010年春に開始され、これで利用者にとってはSuica1枚持っていれば北海道、東北、関東、中部、関西、九州の電車に乗れるようになります。全国の交通系ICカードのデータがJR東日本に集まると言うことは、運用経費もJR東日本に入るということです。今、JR東日本が最も恐れているのは公正取引委員会ではないでしょうか。

  • JR東海グループで既にSuicaを対応している店舗はTOICAに変わるとPASMOが使えなくなるので、サービスが低下します。

  • 公正取引委員会ですか。JR東日本は一日をSuicaだけで生活できる社会を目指していますから、可能性はありますね。

    JR東海グループですでにSuicaを導入している店舗はあるのでしょうか。

    どこかのメディアで、PASMO加盟社間で相互利用拡大派(大手私鉄など)と現状維持派(中小私鉄やバス会社など)に別れて、もめているという記事を見ました。
    PASMOは首都圏では使えますが、大阪とかSuicaエリア外では基本的に使えないので不便ですよね。
    PASMOの相互利用に関する方針が変更される日はいつごろになるのでしょうか。

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