Entries from 4 月 2009

2009/4/30 木曜日

福岡・博多ICカード乗車券・電子マネー取材記 「はやかけん」編

福岡市営地下鉄より発行されているICカード乗車券「はやかけん」。福岡市内の地下鉄全線での利用が可能です。1ヶ月の乗車料金に応じてポイントが付与されます。

地下鉄での利用、来年春に他のICカード乗車券(nimoca,SUGOCA,Suica)との相互利用を開始すると同時に導入する電子マネー機能など、は=速くて や=優しくて(環境や人に) か=快適な けん=券(カード) であることを「速いから」という意味の博多弁「速かけん」にかけた名称をつけられました。横文字が多い中で印象に残る名前です。
早速、福岡空港駅で「はやかけん」

改札機のリーダーはもうおなじみです。
相互利用がまだできないため、『「はやかけん」以外のご利用はできません』のシールが貼ってあります。

福岡空港を利用して博多市内に地下鉄を使う方には、お土産にもなっていいかもしれません。利用者としての感想は、はやかけん、SUGOCA、nimocaの 3枚を持ち歩くのはとても不便です。首都圏や関西のように、早期にも相互利用が可能になると電子マネーの普及が加速するのではないかと推測します。
また、福岡市営地下鉄は福岡市が運営しているということもあり、はやかけんで住民票などを受け取ることができるなど行政サービスへの応用も計画されています。
地下鉄駅構内(駅ナカ)以外は、電子マネー加盟店舗の開拓は消極的だそうです。行政の強みを生かしたサービスを実施してほしいですね。
もうひとつ気になるが、はやかけんが「FeliCaポケット」を組み込んでいる点です。(記事上部にある券面を参照、左上にFeliCaポケットのロゴあり)
「FeliCaポケット」は、ポイント、クーポンや会員証などのサービスを1枚のカードや1台のおサイフケータイに集約できるアプリケーションシステムです。商店街などで採用されており、福岡市の商店街や地域サービスとの連携に使われるのではないでしょうか。
参考http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0904/15/news047_3.html
関連記事

福岡・博多ICカード乗車券・電子マネー取材記 「SUGOCA(スゴカ)」編
福岡・博多ICカード乗車券・電子マネー取材記 「nimoca(ニモカ)」編
福岡・博多ICカード乗車券・電子マネー取材記 「はやかけん」編
福岡・博多ICカード乗車券・電子マネー取材記(まとめ)

2009/4/29 水曜日

福岡・博多ICカード乗車券・電子マネー取材記 「nimoca(ニモカ)」編

福岡エリアで2008年5月からサービスを開始した西日本鉄道が運営する交通ICカード「nimoca」。

西鉄バス、西鉄高速バスで利用ができます。天神大牟田線、太宰府線、甘木線の全駅と、福岡都心部を走るバス路線で利用が可能となっています。
また電子マネー機能も搭載していて、天神大牟田線が発着している福岡天神駅周辺ではnimocaが利用できる店舗が多く存在します。
nimocaの特徴の一つが、福岡エリアを中心に広がる西鉄バスのバスネットワークです。

福岡市内の路線バスはもちろん、福岡小倉間を結ぶ西鉄高速バスでも利用できます。

距離料金制をとっているので、バスを降りる際にリーダにタッチしましょう。このリーダー、全国的に見かけるタイプですね。

nimocaは他の交通系ICカードと同じく、読み取り機にタッチするだけです。東京のPASMOやSuicaと同じ構造の改札機です。

福岡の一部のローソンではnimoca対応のリーダーを設置しています。こちらは天神駅内にあるローソンです。
さて天神エリアではnimocaだらけでした。ほとんどの店舗がnimocaに対応しているなど、かなりの普及率です。あちらこちらにフェレットを見つけることができました。

nimoca対応のドトールコーヒー

西鉄グループのソラリアでは毎月nimocaのポイントサービスデーが実施されています。
西鉄の福岡天神駅もフェレットだらけです。

西鉄の特急車両にはnimocaフェレットのラッピングが。

自動販売機でもnimocaの青色。
nimocaの特徴でもあるポイントサービス。バスや電車の乗車、加盟店での買い物でもポイントがつきます。貯まったポイントはバスや電車、ショッピングにも利用できます。

そしてポイント交換機を天神ビブレで発見しました。
JALマイレージバンクとnimocaが一枚になったクレジットカード(リリース)やポイントサービスなど、サービス面での努力がみられるnimoca。
その背景にあるのは、西日本鉄道とそのグループ会社のバックアップです。
本業の鉄道、バスなどの交通事業とともに、ソラリスプラザやにしてつストアなどの小売事業、ホテルやレジャー施設、タクシーも運営していますから、グループ全体でnimocaを導入することで、福岡市民の利便性を向上させることができます。
西鉄自動車学校への導入も先日、明らかになりました。(リリース)おもしろいですね。
今後、大手私鉄グループの強みを生かして、福岡そして九州に根ざしたICカード乗車券・電子マネーになっていくのではないでしょうか。
関連記事

福岡・博多ICカード乗車券・電子マネー取材記 「SUGOCA(スゴカ)」編
福岡・博多ICカード乗車券・電子マネー取材記 「nimoca(ニモカ)」編
福岡・博多ICカード乗車券・電子マネー取材記 「はやかけん」編
福岡・博多ICカード乗車券・電子マネー取材記(まとめ)

2009/4/23 木曜日

ローソンでVisaTouch、Smartplusの利用始まる

ローソンで4月23日から全国のローソンとナチュラルローソン(2009年3月末8589店)で、ポストペイのVisaTouch、Smartplusの利用が順次始まります。
リリース
今回の導入により、全国的には、Edy、iD、QUICPay、VisaTouch、Smartplusが使えるようになります。
また、4月6日からはJR東日本エリアのローソンでSuicaの取扱いが始まっています。
東京でみると、コンビニの中でローソンが対応規格が一番多いのではないでしょうか。
VisaTouch、SmartplusはコンビニだとサークルKサンクスで利用できます。(2008年1月21日から)
なお、サービス開始を記念して、5月12日から7月20日までローソンでビザタッチを使うと当たる!キャンペーン」を実施されます。
Suicaキャンペーンがあるためなのか、開始時期はまだ先です。
関連記事

ローソンでSuica導入キャンペーンはじまっています
ローソンがVisaTouch/Smartplusを来年4月下旬より導入
1月21日からサークルKサンクス全店で「QUICPay」と「VISATOUCH・Smartplus」取扱開始

2009/4/22 水曜日

福岡・博多ICカード乗車券・電子マネー取材記 「SUGOCA(スゴカ)」編

2009年3月1日から導入された「SUGOCA(スゴカ)」。今回は福岡の現地に乗り込んでのレポートです。JRグループからは5番目のICカード乗車券。Suicaなどと規格が同じタイプのFelicaをベースにしています。

福岡での電子マネーは関東の例えばPASMOSuica間でのような相互利用が現在できません。同じ九州地区で展開される西日本鉄道の「nimoca」、福岡市交通局の「はやかけん」、と現在、福岡地区ではこの3種類の交通系ICカードが乱立している状態となっています。しかしながら、「SUGOCA」は当初から相互利用可を念頭に置いており、2010年春からSuicaを含めた相互利用が可能になる予定です。

SUGOCAに対応している券売機で早速SUGOCAを購入。

「Suica」のようにこちらにタッチするだけです。
ご存じのように2010年春までは相互利用ができないので、「SUGOCA以外は使用できません」とのシールが貼ってあります。nimocaやはやかけんをタッチする人絶対にいるはずです。

古い駅舎で有名な門司港駅では、ミスマッチですね。

SUGOCA対応の自動販売機もあります。
駅内やホームに設置されるなど、徐々に普及しているようです。SUGOCAを利用している人も多く、3月1日からと、まだサービス開始して1ヶ月にもかかわらず、かなり広まっている印象をうけました。
関連記事

福岡・博多ICカード乗車券・電子マネー取材記 「SUGOCA(スゴカ)」編
福岡・博多ICカード乗車券・電子マネー取材記 「nimoca(ニモカ)」編
福岡・博多ICカード乗車券・電子マネー取材記 「はやかけん」編
福岡・博多ICカード乗車券・電子マネー取材記(まとめ)

2009/4/17 金曜日

モバイルSuica会員数が150万人を突破

JR東日本は4月15日にモバイルSucia会員が150万人を突破したと発表しました。
リリース
2006年1月28日にNTTドコモ、auのおサイフケータイ向けにサービスを開始。
2006年12月に、ソフトバンクモバイルに対応、2009年夏にはウィルコムのPHSにも対応します。
クレジットカードがなくても利用できるEASYモバイルSuica、モバイルSuica特急券、スーパーモバイルSuica特急券などサービス内容を増やしています。
150万人への軌跡は以下の通りです。

2006年1月28日 サービス開始
2007年5月24日 50万人突破
2008年4月9日 100万人突破
2009年4月15日 150万人突破

1年に50万人のペースで会員数は増えていますが、JR東日本はサービス開始時点で年間100万人の会員獲得を目標にしており、JR東日本の予想を大きく下回っています。
サービス内容自体はお得で便利ですが、会員数が増えない一因は、年会費にあるのではないでしょうか。
現行、登録できるクレジットカードはビューカードの他、JCB、VISA、MasterCard、American Express、Diners Club、JR東海エクスプレス・カード。以前は、ビューカードのみでした。
これらのカードでは、年会費1000円がかかります。なお、ビューカードに限り「当面の間」無料になっています。
便利なサービスとはいえ、年会費を取ることで、ハードルを高くしているのではないでしょうか。
モバイル会員を増やす取り組みとして考えられるのは、

年会費をとらない
駅のモバイル対応を進める(いつでもどこでもチャージができるモバイルSuicaですが、駅の券売機ではできない)
モバイル会員向けのお得なサービスを充実させる(Suicaポイントクラブでは不十分?)

以上のことなどが考えられます。
一方で、JR東日本は無理にモバイル会員を増やす必要がないのかもしれません。
現在のモバイル会員は、Suicaの利用が多く、おサイフケータイなどの操作に違和感がない人が中心だと思います。20代から40代ぐらいのビジネスマンが多いのでは、、、
JR東日本にとってヘビーユーザーは優良顧客なので、彼らだけを囲い込んで利益還元をすればいいのかもしれません。ゴールドカードやプレミアムカード会員のように。
モバイルなので、彼らだけをターゲットにしたキャンペーンも可能ですし。
広告費にお金をかけても、ライトユーザーばかり集まったら意味がないですからね。
今後、モバイルSuica会員数がどのように推移するかわかりませんが、上記にかいた取り組みを進めてほしいものです。
関連記事

モバイルSuica会員 100万人突破