Entries Tagged as 'PiTaPa(ピタパ)'

2008/8/13 水曜日

韓国でPiTaPa機能付きクレジットカード発行へ

スルッとKANSAIは、韓国の大手クレジットカード会社ロッテカードと提携し、2008年10月から韓国でPiTaPa機能付きクレジットカードを発行することになりました。
リリース
発行カードは、「ロッテPiTaPaカード」。
来日するビジネスマンや観光客をターゲットにしており、来日後、乗車券を購入することなくPiTaPaエリアの鉄道、バスを利用することができます。
注目すべき点は、利用金額は後日韓国の銀行口座からウォン建てで引き落とされる点です。
ウォンから円に両替することなく公共交通機関が利用でき、便利ですね。
ポストペイ型のICカード乗車券を海外で発行し、利用額を発行国の通貨で決済するサービスは世界初だそうです。
ポストペイだからできるサービスですよね。
日本円でチャージすれば、ICOCAエリアでも利用できるのでしょうか。
東アジア地区のICカード乗車券の国際相互利用の実現に向けた取り組みが官民一体で始まっていますから、そちらも注目していきたいですね。
関連記事
ICカード乗車券や電子マネーで東アジアの交流を活性化
東アジアでSuicaが使えるようにかも 東アジア共通ICカード 実用化へ実証実験

2008/6/19 木曜日

PiTaPaグーパス終了へ 「あんしんグーパス」は事業継承されサービス拡充

PiTaPaグーパスサービスが7月31日をもって終了します。
リリース
PiTaPaのついたカードを改札機にタッチし通過すると、趣味やグルメ、沿線のイベント等に関する情報や広告をメール配信するサービスです。
2004年8月1日からサービスが始まり、4年間サービスが提供されました。
「あんしんグーパス」は、2008年9月1日(予定)より、「株式会社スルッとKANSAIおよびPiTaPaグーパス株式会社」から「アイテック阪急阪神株式会社」に事業継承されます。
リリース
「あんしんグーパス」は、子どもの改札通過情報を保護者に通知するサービスです。グーパスの発展サービスとして、2006年1月10日からスタートしました。
ICOCAエリアはサービス対象外ですが、PiTaPaの鉄道エリアのほとんどで利用できます。
これまで、小中学生を対象にしたサービスでしたが、9月以降高校生にも対応するそうです。
PiTaPaグーパスの方は利用者が伸び悩んだのでしょうか。
一方のあんしんグーパスは有料サービスにも関わらす、近頃の社会状況もあり好評のようですね。
あんしんグーパスと同様のサービスは、東急の「エキッズ」、小田急の「小田急あんしんグーパスIC」があります。
関連記事
12月12日から「小田急あんしんグーパスIC」はじまります
東急線で「キッズセキュリティekids(エキッズ)」始まる
駅でPASMO(パスモ)をかざすと保護者にメール配信
小田急 登下校情報管理システム「学校あんしんグーパス」を玉川学園に導入へ

2008/5/25 日曜日

京都の電子マネー事情

京都の電子マネー事情
3月に京都へいき、京都の電子マネー事情を取材してきました。
駅近にICOCAが普及
名古屋駅周辺のQUICPayほどではありませんが、京都駅に隣接する商業地域にはJR西日本のICOCAが普及していました。

まず、ビックカメラJR京都駅店。京都駅に直結しています。
関西の2店(JR京都駅店となんば店)は、2007年8月23日からICOCAを導入しています。
ICOCAを導入しているビックカメラの店舗はほかに、岡山店とベスト広島店で、それぞれ2007年11月20日、2008年3月8日から導入されています。
ビックカメラにICOCAやイメージカラーの青は新鮮でした。Suicaとみどりを見慣れているので。

京都駅の地下街「Porta」でも飲食店を中心に一部店舗にICOCAが導入されています。
京都市内の商店街にもICOCAとQUICPay
京都の台所、錦市場にも電子マネーが導入されていることを知っていますか。

京都の商店街が加盟する「きょうと情報カードシステム(KICS)」はJCBと共同で、2007年10月5日から加盟する商店街の店舗にICOCAとQUICPayの共用端末を設置しています。
リリース
導入店舗は、河原町商店街振興組合や京都錦市場商店街振興組合などの14の商店街の約650店。

錦市場やとなりの新京極商店街を歩いていたら、ICOCAやQUICPayのステッカーが貼ってありました。なぜか、Suicaステッカーをはっているお店も。

京都市営地下鉄や私鉄はPiTaPa導入
京都市内に乗り入れる大手私鉄(阪急、近鉄、京阪)や京都市営地下鉄は、スルッとKANSAIに加盟しており、ポストペイ型のPiTaPaが利用できます。もちろん相互利用が可能なICOCAも利用できます。

なお、京都市交通局のバスでは利用できません。(プリペイドカードのスルッとKANSAIは可能)
PiTaPaについては、大阪の電子マネー取材記でくわしく取り上げます。
余談ですが、現在、京都では、「電車deエコ 地下鉄&ウォーク レール&ショッピングin京都」を実施しています。(2008年4月16日から9月30日まで)
京都市営地下鉄をPiTaPa機能が付いた「京都ぷらすOSAKAPiTaPa」で利用し、同日中にKICS加盟店で同カードでクレジット利用すると、地下鉄の運賃分がポイント還元されるというキャンペーンです。
http://www.kics-llc.co.jp/rail_eco/index.html
多くの商店街と加盟店に電子マネーの決済端末が設置してあるのが京都の特徴ではないでしょうか。
商店街ごとに電子マネーの導入を行っているところはありますが、商店街を統括しているところ(KICS)が導入を働きかけるのはなかなか無いように思えます。

2008/5/8 木曜日

名古屋の電子マネー事情3 ~名古屋地区のICカード乗車券~

3月に名古屋を訪れ、電子マネー取材をしてきました。
前回は、栄地区で普及するEdyとiDの状況について書きました。
第3回は、名古屋地区のICカード乗車券についてがお伝えしたいと思います。
名古屋地区のICカード乗車券
名古屋地区のICカード乗車券の導入状況を見てみましょう。
まずは、JR東海の「TOICA(トイカ)」。

2006年11月25日に名古屋地区に導入。2008年3月29日からはJR東日本のSuica、JR西日本のICOCAと交通利用での相互利用が始まりました。発行枚数が2008年4月8日に50万枚を突破。
マスコットはひよこ。
電子マネー機能はありません。
次に、近鉄の「PiTaPa(ピタパ)」。

名古屋駅には近鉄が乗り入れているため、2007年4月1日よりスルッとKANSAIの「PiTaPa」が利用できます。
電子マネー機能あり。
近鉄名古屋駅の駅ウエ「近鉄パッセ」ではPiTaPaのほか、Edy、iD、PiTaPa、さらに中国の銀聯カードが利用できます。
いまだに導入されない名鉄と名古屋市営地下鉄
名古屋地区にはTOICAとPiTaPaが導入されているのですが、名古屋地区の大手私鉄の名古屋鉄道(名鉄)や名古屋市交通局(市営地下鉄)ではまだICカード乗車券は導入されていません。
(トランパス対応カード販売機)
現在はまだ、磁気カード(「トランパス」)の段階ですが、ICカード導入への動きはあります。
2006年には、名鉄は名古屋市交通局とともに2010年までにICカード乗車券を導入することを発表しています。
リリース
トランパスIC評議会なるものも発足し、システム構築には日立製作所が担当することも明らかになっているので、近々「トランパスIC(仮称)」の詳細が明らかになるのではないでしょうか。
ICカード乗車券の導入が遅れる原因とは
3大都市圏では名古屋が一番遅れています。
遅れている原因がいくつか考えられます。
①TOICAとPiTaPaの存在。
すでに名古屋地区に導入されているTOICAとPiTaPaとの相互利用は利便性を考える上で要求されるので、両者と相互利用できるシステム構築が時間がかかっているのではないでしょうか。
スルッとKANSAIに加盟してPiTaPaを導入する方法も考えられますが、ポストペイドというのがネックではないでしょうか。
②プレミアムの問題
現行のトランパス磁気カードにはプレミアムが付くという特徴があります。(イオカードやパスネットはプレミアムなし)
プレミアムが付くため、料金精算をどのようにするのかが問題となり、事業者間の協議が長時間必要となっているのではないでしょうか。
プレミアムプログラムにより「片利用」しかできないICカードもすでに存在しています。
たとえば、乗車ごとに割引になる広島のPASPY。PASPYエリア内でICOCAは利用できますが、ICOCAエリアではPASPYは利用できません。3月1日から、広島のPASPYエリアでICOCAの利用が可能に明日1月26日から、広島地区でICカード乗車券「PASPY(パスピー)」スタート
相互利用の障害をなくすため、プレミアムをなくしたICカード乗車券を導入しても利用者が新しいカードを選ばない可能性も高いです。
「トランパスIC(仮称)」の基本サービス内容として、プリペイド式やマイレージポイントの採用を2006年時点で公表しており、上記の理由により導入が遅れていると考えられます。
2010年度には「トランパスIC(仮称)」のサービスが始まるそうなので、どのようなサービス内容になるのか興味があります。
内容によっては、名古屋地区がSuicaネットワークの穴になるおそれもあります。
TOICAが電子マネーサービスを行ってないため、すでに名古屋地区が穴になっていますが、、、
次回は、普及が遅れる名古屋地区の交通系電子マネーについてとりあげたいと思います。
参考
Wikipedia「トランパス (交通プリペイドカード)」
Wikipedia「TOICA」

2008/3/16 日曜日

PiTaPaの会員数 約3年7か月で100万人突破へ

読売新聞電子版によると、関西地区の私鉄などで使えるICカード乗車券「PiTaPa」の会員数が2008年3月中に100万人を超える見通しになったそうです。
2004年8月のサービス開始から約3年7か月で100万人を突破することになります。
首都圏のPASMOが発売後4日で突破したことを考えると、ペースの遅さが際立ちます。
その原因は、「PiTaPa」がポストペイ(後払い)方式を採用しているため。
残高を気にしたり、チャージをする必要がないというメリットがありますが、料金を引きおとすための口座が必要なので、かえって敷居を高めているようです。
ポストペイ方式の場合、割引やポイントサービスを導入しやすいので、いかにソフト面での充実を図り、関西人の心をつかむかがポイントとなりそうです。
ANA PiTaPaカードをもって、PiTaPa取材をしてきたいと思います。
「ANA PiTaPaカード」が届きました