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2009/5/13 水曜日

岡山ICカード乗車券・電子マネー取材記 「Hareca(ハレカ)」編

岡山で導入されているICカード乗車券「Hareca(ハレカ)」。岡山市内の路面電車(岡山電気軌道)や岡山市・倉敷市・玉野市の路線バスで利用できます。
2006年10月1日よりサービスが始まり、現在、「Hareca(ハレカ)」を導入しているバス会社は岡山電気軌道、両備バス、下津井電鉄、中鉄バスです。
上記Hareca導入会社は、導入時にPiTaPaも導入したため、PiTaPaエリアで利用できる規格、PiTaPaとICOCAもHarecaエリアで利用できます。ただし、Harecaには独自のプレミアムサービスがあるため、PiTaPaエリア内でHarecaは利用できません。Hareca・PiTaPaとICOCA間は相互利用ではなくいわゆる片利用関係に留まっています。
チャージ時に一律8%のプレミアムが加算されるほか、1ヶ月の利用額に応じてもプレミアムが加算されます。他にも乗り継ぎ割引やバースデー割引があり。

岡山駅のバスターミナルでは、このように「Hareca(ハレカ)」を購入できるチケットセンターがあります。
下はチャージ機。チャージ時には8%のプレミアムが加算される

路面電車では、乗るときと、降りるときに、この部分に「Hareca(ハレカ)」をタッチします。

「Hareca(ハレカ)」を実際に使ってみての感想としては、まだまだ使っている人は少ないような印象を受けました。
JRとの相互利用ができない点や、お買い物などに使えない(電子マネー利用不可)ため、カードがかさばってしまうデメリットが強いのではないかと思います。
ICOCAを利用している人は比較的多かったため、「Hareca(ハレカ)」普及のカギは、やはり相互利用にかかっているといえます。
岡山電子マネー事情
岡山市内では、JR西日本が2007年9月1日よりICOCAを導入したため、「Hareca(ハレカ)」以外にもSuicaやICOCAなどが利用できます。
駅ではかなり大々的にアピールをしていました。

岡山空港からの高速リムジンバスではHareca(ハレカ)、ICOCA、PiTaPaが使えます。

また、岡山駅にあるリムジンバスチケット券売機ではEdyが利用できます。

これはちょっと意外でした。広い意味で、Edyの交通利用ですね。
上にも書きましたが、Harecaの普及はまだ進んでいないのが現状です。ICOCAやPiTaPaとの連携をさらに向上させる必要がありそうです。

2009/5/1 金曜日

福岡・博多ICカード乗車券・電子マネー取材記(まとめ)

福岡地区に導入されているSUGOCA、nimoca、はやかけんの3規格を現地取材してきました。
みなさんもお気づきのように、現在は各規格間の相互利用ができないため、とても不便な状況です。この不便さが解消されるのが、2010年春に予定されている、相互利用です。SUGOCA、nimoca、はやかけんの3規格に、JR東日本のSuicaを加えた4規格の間で交通利用、電子マネー利用双方の相互利用サービスが始まります。
来年の春までは助走期間といってもいいでしょうか。3規格間の顧客の囲い込み競争も進みそうですね。福岡の人たちは初めのうちは3種類をもつかもしれませんが、そのうち利用するのは1枚になるはずです。お財布に3枚入れるのはかさばりますし、、、
ICカード乗車券はカードを買うだけではなく、使ってもらわないと意味がないですから、3社ともサービスを充実させるでしょう。
以下に、3規格の特徴をまとめました。
西鉄のnimocaは、鉄道とともにバスネットワークが充実しています。また、商業施設も多く展開しており、西鉄グループ全体の力を生かした、電子マネーとポイントサービスを展開しています。キャラクターはフェレットで女性に人気。
JR 九州のSUGOCA。九州エリアの鉄道ネットワークは、将来の九州全体への展開を考えると、強力です。すでに九州全域のam/pmで SUGOCA導入が決定済み。JR西日本のICOCAをはじめ、Suica以外のJRのICカード乗車券との相互利用も予想されます。キャラクターはカエルと時計。サブキャラも充実し、キャラクターを使ったビジネス展開がどのようになるのか興味深いです。
福岡市営地下鉄のはやかけんは、高いポイント還元率が特徴。市営の強みを生かし、住民票発行などの行政サービスへの活用も検討。カード内にもりこまれた「FeliCaポケット」を使った、福岡市内の商店街や地域社会との連携も行われる予定。電子マネーサービスは相互利用開始と同時にスタートする予定。キャラクターは市営地下鉄のキャラクター「ちかまる」(プレーリードッグ)。
最後に、一足先に様々な交通系電子マネーが使えるお店を紹介しましょう。

福岡天神駅近くの西鉄の高架下にあるビックカメラ天神1号店です。
ビックカメラ天神1号店では、2006年10月からSuicaが、2009年3月からSUGOCAが、同4月からはnimocaが導入されています。(近くにある天神2号館では、4月現在SuicaSUGOCAは導入済みですが、nimocaは未対応です。)

上のレジは、nimoca対応レジではないのですが、ご覧のようにSUGOCAとSuicaの端末がならんでいます。ともにJREM製の端末です。2010年春の相互利用が始まると端末は一つになるのでしょうか。
福岡での3者の連携は、SuicaPASMOにならぶ、成功例の一つであり、2010年春の相互利用開始が上手く行くことを願っています。
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2009/4/30 木曜日

福岡・博多ICカード乗車券・電子マネー取材記 「はやかけん」編

福岡市営地下鉄より発行されているICカード乗車券「はやかけん」。福岡市内の地下鉄全線での利用が可能です。1ヶ月の乗車料金に応じてポイントが付与されます。

地下鉄での利用、来年春に他のICカード乗車券(nimoca,SUGOCA,Suica)との相互利用を開始すると同時に導入する電子マネー機能など、は=速くて や=優しくて(環境や人に) か=快適な けん=券(カード) であることを「速いから」という意味の博多弁「速かけん」にかけた名称をつけられました。横文字が多い中で印象に残る名前です。
早速、福岡空港駅で「はやかけん」

改札機のリーダーはもうおなじみです。
相互利用がまだできないため、『「はやかけん」以外のご利用はできません』のシールが貼ってあります。

福岡空港を利用して博多市内に地下鉄を使う方には、お土産にもなっていいかもしれません。利用者としての感想は、はやかけん、SUGOCA、nimocaの 3枚を持ち歩くのはとても不便です。首都圏や関西のように、早期にも相互利用が可能になると電子マネーの普及が加速するのではないかと推測します。
また、福岡市営地下鉄は福岡市が運営しているということもあり、はやかけんで住民票などを受け取ることができるなど行政サービスへの応用も計画されています。
地下鉄駅構内(駅ナカ)以外は、電子マネー加盟店舗の開拓は消極的だそうです。行政の強みを生かしたサービスを実施してほしいですね。
もうひとつ気になるが、はやかけんが「FeliCaポケット」を組み込んでいる点です。(記事上部にある券面を参照、左上にFeliCaポケットのロゴあり)
「FeliCaポケット」は、ポイント、クーポンや会員証などのサービスを1枚のカードや1台のおサイフケータイに集約できるアプリケーションシステムです。商店街などで採用されており、福岡市の商店街や地域サービスとの連携に使われるのではないでしょうか。
参考http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0904/15/news047_3.html
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2009/4/29 水曜日

福岡・博多ICカード乗車券・電子マネー取材記 「nimoca(ニモカ)」編

福岡エリアで2008年5月からサービスを開始した西日本鉄道が運営する交通ICカード「nimoca」。

西鉄バス、西鉄高速バスで利用ができます。天神大牟田線、太宰府線、甘木線の全駅と、福岡都心部を走るバス路線で利用が可能となっています。
また電子マネー機能も搭載していて、天神大牟田線が発着している福岡天神駅周辺ではnimocaが利用できる店舗が多く存在します。
nimocaの特徴の一つが、福岡エリアを中心に広がる西鉄バスのバスネットワークです。

福岡市内の路線バスはもちろん、福岡小倉間を結ぶ西鉄高速バスでも利用できます。

距離料金制をとっているので、バスを降りる際にリーダにタッチしましょう。このリーダー、全国的に見かけるタイプですね。

nimocaは他の交通系ICカードと同じく、読み取り機にタッチするだけです。東京のPASMOやSuicaと同じ構造の改札機です。

福岡の一部のローソンではnimoca対応のリーダーを設置しています。こちらは天神駅内にあるローソンです。
さて天神エリアではnimocaだらけでした。ほとんどの店舗がnimocaに対応しているなど、かなりの普及率です。あちらこちらにフェレットを見つけることができました。

nimoca対応のドトールコーヒー

西鉄グループのソラリアでは毎月nimocaのポイントサービスデーが実施されています。
西鉄の福岡天神駅もフェレットだらけです。

西鉄の特急車両にはnimocaフェレットのラッピングが。

自動販売機でもnimocaの青色。
nimocaの特徴でもあるポイントサービス。バスや電車の乗車、加盟店での買い物でもポイントがつきます。貯まったポイントはバスや電車、ショッピングにも利用できます。

そしてポイント交換機を天神ビブレで発見しました。
JALマイレージバンクとnimocaが一枚になったクレジットカード(リリース)やポイントサービスなど、サービス面での努力がみられるnimoca。
その背景にあるのは、西日本鉄道とそのグループ会社のバックアップです。
本業の鉄道、バスなどの交通事業とともに、ソラリスプラザやにしてつストアなどの小売事業、ホテルやレジャー施設、タクシーも運営していますから、グループ全体でnimocaを導入することで、福岡市民の利便性を向上させることができます。
西鉄自動車学校への導入も先日、明らかになりました。(リリース)おもしろいですね。
今後、大手私鉄グループの強みを生かして、福岡そして九州に根ざしたICカード乗車券・電子マネーになっていくのではないでしょうか。
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2009/4/22 水曜日

福岡・博多ICカード乗車券・電子マネー取材記 「SUGOCA(スゴカ)」編

2009年3月1日から導入された「SUGOCA(スゴカ)」。今回は福岡の現地に乗り込んでのレポートです。JRグループからは5番目のICカード乗車券。Suicaなどと規格が同じタイプのFelicaをベースにしています。

福岡での電子マネーは関東の例えばPASMOSuica間でのような相互利用が現在できません。同じ九州地区で展開される西日本鉄道の「nimoca」、福岡市交通局の「はやかけん」、と現在、福岡地区ではこの3種類の交通系ICカードが乱立している状態となっています。しかしながら、「SUGOCA」は当初から相互利用可を念頭に置いており、2010年春からSuicaを含めた相互利用が可能になる予定です。

SUGOCAに対応している券売機で早速SUGOCAを購入。

「Suica」のようにこちらにタッチするだけです。
ご存じのように2010年春までは相互利用ができないので、「SUGOCA以外は使用できません」とのシールが貼ってあります。nimocaやはやかけんをタッチする人絶対にいるはずです。

古い駅舎で有名な門司港駅では、ミスマッチですね。

SUGOCA対応の自動販売機もあります。
駅内やホームに設置されるなど、徐々に普及しているようです。SUGOCAを利用している人も多く、3月1日からと、まだサービス開始して1ヶ月にもかかわらず、かなり広まっている印象をうけました。
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