2008/4/15 火曜日

国民年金保険料の支払いに「iD」を試験導入 江東区

ポストペイ型電子マネー「iD」を推進する三井住友カードとNTTドコモは、厚生労働省の収益モデル事業として東京都江東区が実施している「携帯電話を活用した国民健康保険料の収納モデル事業」に参画します。
2008年6月から国民年金保険料の支払いに「iD」が試験導入されます。
リリース
江東区「国民健康保険料 携帯電話を利用したお支払いのモニター募集」
江東区で実施されている「携帯電話を活用した国民健康保険料の収納モデル事業」は、国民年金保険料の収納率向上を目的とした厚生労働省のモデル事業です。
2007年度より江東区で実施され、①携帯電話料金への上乗せ支払い②モバイルSuciaによる支払い③Edyによる支払いがすでに実施されています。
http://journal.mycom.co.jp/news/2007/04/20/025/
2008年6月からは、新たに「iD」が加わり、クレジットカードによる年金の支払いが間接的に可能になります。
期間は2009年3月までです。
モニター募集は5月12日までです。(30人)
収納代行方法に「iD」を選んだ場合、モニターの携帯電話に、保険料の支払い案内が毎月メールで通知されます。その後、モニター本人だけがアクセスできる専用サイトで、支払い方法にiDを指定すれば自動的にネット決済が完了するそうです。
ポイントに関しては記述がありませんでした。
電子マネーによるクレジットカード・公金の支払は、Edyで可能ですが、ご存じのとおり、ファミリーマートとam/pmでは3月末に終了しました。
残るサークルKサンクスは6月末まで、ポプラは4月末で取り扱いを終了します。
コンビニエンスストアでの払込票(収納代行)を用いた「Edy」での支払いの中止について
クレジットカードによる公金の支払が進む中で、Edyの取り扱い中止は告知期間も短く、ある意味詐欺的で、流れに逆行しています。
企業ポイントの経営圧迫という問題がありますが、利便性を考えると、電子マネーやクレジットカードによる公金の支払いを開放してほしいものです。
参考記事
コンビニ収納代行のEdy支払いをやめる理由をビットワレットが語る
Edyによるコンビニでの収納代行が不可能に
Edyによるコンビニでの収納代行の中止 サークルKサンクスは7月1日から
ポプラは4月30日まで

2008/3/5 水曜日

Edyによるコンビニでの収納代行が不可能に

2008年4月1日より順次、コンビニでの払込票(収納代行)を用いた「Edy」での支払いを中止されるようです。
コンビニエンスストアでの払込票(収納代行)を用いた「Edy」での支払いの中止について
ファミリーマートとam/pmが4月1日から中止、サークルKサンクス、ポプラとは調整中だそうです。
Edyの同時利用可能枚数は5枚(ファミマは2枚)ですので、5万×5で最高25万円まで一度に決済ができます。
クレジットカードや税金、公共料金をEdyで支払うために、あらかじめクレジットカードでEdyにチャージをすることで、ANAマイルのダブル取りが可能でした。(訂正:クレジットカードや税金、公共料「金の支払いはANAマイル付与の対象外でした。Edyチャージ時のポイントはたまります。)
クレジットカードや税金、公共料金はまとまった額になるので、少額決済よりもマイルがたまりやすく、コンビニでの収納代行は陸マイラーの裏技の一つになっていました。
しかし、昨年末からクレジットカードによるEdyチャージにポイントが付かなくなる動きがではじめていました。
収納代行もできなくなると、Edyの魅力がどんどん失われていっていると思います。
Suicaは交通系、nanacoは流通系と電子マネーにも種類がありますが、Edyは唯一の独立系の電子マネーです。
独立性を重視しているため、Edy自体にポイントプログラムはなく、ANAや中日本高速道路会社などEdy導入会社が独自に展開しています。
ANAマイルを例にすると、ビットワレット(Edy運営会社)がANAマイルをANAから購入し、利用者に付与する仕組みです。
ポイント発行額が多くなるほどANAに払う額も大きくなるので、ビットワレット側の負担が大きくなります。
Edyチャージ時にポイント付与をやめたクレジットカード会社でも同じことが言えます。
(その分、独自のポイントプログラムを導入しているnanacoなどは、たまったポイントはグループ内店舗で後日使われるので、ポイントの流出という現象は起きません。)
Edyの普及の一因として、ANAマイルがたまるお得感がありましたが、相次ぐポイント付与の中止によりEdyの今後が心配です。
追記
クレジットカードや税金、公共料金の支払い時にはANAマイルが貯まらないことを忘れていました。
http://www.ana.co.jp/amc/reference/edy/sekisangai_pop.html
では、なぜEdyによる収納代行は中止されるのでしょうか。
①駆け込みチャージが増えた。
②Edyチャージができるクレジットカードへの乗り換える人が増え、あまり変化しなかった。
③Edyチャージした分の請求をまたEdyチャージしたEdyで払うというシステムに不備があった。
④ビットワレットの財務状況に問題があった。
肝は③の「Edyチャージした分の請求をまたEdyチャージしたEdyで払うというシステムに不備があった。」でしょう。
お金を移動するには、銀行のように手数料がかかるのが一般的です。
しかし、利用者を増やすために手数料をタダにし、さらにポイントまで付与してしまいました。
すると、③のように半永久的にループさせることで、ポイント(マイル)を荒稼ぎする人たちがでできてしまい、大変なことになったと考えます。
Edyの今後はどうなるのでしょうか。