2008/7/1 火曜日

きょうから東京でもtaspo(タスポ)導入

7月1日から、成人識別ICカード「taspo(タスポ)」の運用が首都圏1都7県と沖縄県で始まり、全都道府県での実施となりました。
全国のほとんどすべてのたばこ自動販売機でtaspoがなければ購入できなくなりました。
リリース
街の様子です。

自動販売機のリーダ部分に張ってあったシールははがされていました。
シールには導入開始月が記載されていました。

たばこ店の前には、日本たばこ協会(JT)の関係者がスタンバイ。

JTの関係者の女性は、インスタントカメラを持ており、その場で申し込み手続きができるようです。
男性が手続きをしていました。
JTによると、カード発行枚数は6月24日現在で約641万枚。推計喫煙人口に対する普及率は約24.6%にとどまっているそうです。
実際に導入されると自販機が使えなくて不便さを実感する人(もちろん成人)が増えるので、普及率は上がるでしょう。
しかし、普及率以外にも問題は山積みです。
既存のたばこ店は、taspo提示が必要ないコンビニに客を奪われて、売上が激減していると聞きます。少なくと、コンビニでもtaspo提示を義務付けて、フェアにすべきでしょう。
また、未成年者への貸し借りの問題も起きています。
そもそも、taspo導入の意義自体が問題になっています。
・国際条約は自動販売機をなくす方向なのに、自販機を存続させる措置になっている。
・また、運転免許証で代用可能なのに、新たな仕組みを導入した。(運転免許証を使った識別方法のほうがコスト的に安い。免許証方式の年齢識別機能を備える自動販売機の普及率は低い)
なんらかの利権があるような気がします。
電子マネーに関連したこととしては、taspoにはPidel(ピデル)という電子マネー機能が付いており、Pidelでたばこの購入が可能です。
Pidel電子マネーの運営・管理業務はJCBが行っています。

「taspo(タスポ)」は、非接触式ICカード規格のtypeA(通称、MIFARE)を採用しているため、日本の電子マネーのほとんどが採用しているFeliCaとは互換性がありません。
taspo保有率や免許証方式の年齢識別機能を備える自動販売機の普及率の経過に注視したいと思います。
関連記事
たばこ自販機での購入 taspoに加え運転免許証でも
「taspo(タスポ)」に搭載される電子マネー「Pidel(ピデル)」 連載「電子マネー2.0」? 2008年の展望7

2008/4/20 日曜日

たばこ自販機での購入 taspoに加え運転免許証でも

自動販売機でたばこを購入する場合、7月からICカード「taspo(タスポ)」が必要となりますが、財務省は運転免許証による年齢識別でも購入を認めることにしたそうです。
taspo対応の自販機が街中に増えていますが、免許証などの身分証のコピーなどを発行元の日本たばこ協会に送らなくてはならないなど手間がかかるため、普及が進んでいません。
日経ビジネス2008年4月21日号によると、4月6日時点で、全国のtaspo普及率は喫煙者の7.1%。3月からtaspoが導入された宮崎と鹿児島でも、29%、26%と普及が進んでいません。
taspoの普及が進んでいない現状を鑑み、財務省は、松村エンジニアリングが開発した運転免許証による年齢識別機を、たばこ自販機に設置して成人識別を行うことを認めたそうです。
運転免許証による年齢識別機は1台10万円程度で、ICチップ入りの新型運転免許証だけではなく、旧型の免許証にも対応しているそうです。
たばこメーカーが設置する場合はともかく、個人経営の小売店にとっては、taspo対応費(リーダー、通信装置)に加え、大きな負担になりそうです。
taspoが必要ないコンビニに人が流れているという情報もありますし。
taspoには、電子マネー「Pidel(ピデル)」が搭載されています。
参考
日本経済新聞4月20日朝刊3面
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080420k0000m040098000c.html
「taspo(タスポ)」に搭載される電子マネー「Pidel(ピデル)」 連載「電子マネー2.0」? 2008年の展望7
きょうから東京でもtaspo(タスポ)導入

2008/1/7 月曜日

「taspo(タスポ)」に搭載される電子マネー「Pidel(ピデル)」 連載「電子マネー2.0」? 2008年の展望7

新しいタイプのプリペイド型電子マネーがスタートします。
たばこ購入用成人識別ICカード「taspo(タスポ)」に搭載される電子マネー「Pidel(ピデル)」です。
2008年から順次、たばこ購入用成人識別ICカード「taspo(タスポ)」がなければ自動販売機でたばこが購入できなくなります。
未成年者の喫煙防止対策の一環です。
「taspo(タスポ)」カードには、プリペイド式の電子マネー「Pidel(ピデル)」が搭載され、電子マネーでたばこを購入できるようになります。(一部自販機では不可)
電子マネーの運営・管理業務はJCBが行います。http://www.jcbcorporate.com/news/dr-592.html
チャージは成人識別たばこ自動販売機(一部不可)で行います。
1000円単位でチャージでき、上限額は20000円です。
残高が不足した場合、現金と併用して購入できます。
なお、電子マネーを使わずに、現金での購入も可能です。
残高照会は、自販機のリーダに「taspo(タスポ)」をかざしたり、Webサイト上でも可能。
Webサイトでは、利用履歴の確認も可能です。
今後、喫煙者は「taspo(タスポ)」を持たないと自販機でたばこを買うことができないので、喫煙者のほとんどが「taspo(タスポ)」をもつようになるでしょう。
そうなると、電子マネー「Pidel(ピデル)」の存在感が出てくるでしょう。
ただ、「taspo(タスポ)」は、非接触式ICカード規格のtypeA(通称、MIFARE)を採用しているため、日本の電子マネーのほとんどが採用しているFeliCaとは互換性がありません。
他の電子マネーとの相互利用やリーダ端末の共用化は難しいでしょう。
たばこ購入時以外でも電子マネー「Pidel(ピデル)」が利用できるシーンが生まれてくるのか、注目したいと思います。
「taspo(タスポ)」を持つには、事前に申し込みが必要です。
申込書をたばこ販売店やWeb上から入手してください。
運転免許証などの本人確認書類のコピーや顔写真を添えて、必要事項を記載した申込書を郵送します。
審査後、約2週間で「taspo(タスポ)」が郵送されてきます。
くわしくは、「taspo(タスポ)」のホームページ参照。
関連記事
きょうから東京でもtaspo(タスポ)導入